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鉢に入る土の容量と植える苗の数



鉢植えの際に培養土や植物の苗を用意するとき、どのくらいの量が入かわからず困ることがありませんか?
鉢底石と土を入れ、上辺はウォータースペースをとるため2~3cmあけて植えます。

標準的なサイズの鉢に入る土の容量と、植えられる植物の株数(標準的な3号ポット苗で)の目安は下記の通りです。

標準的な鉢に土を上辺から1cm下まで入れる場合の土の容量と苗の数

12号(直径36cm) 土13~15リットル 苗5~7株
10号(直径30cm) 土8.4リットル 苗4~5株
9号(直径27cm) 土7.3リットル 苗4株
8号(直径24cm) 土5.1リットル 苗3~4株
7号(直径21cm) 土3.5リットル 苗3株
6号(直径18cm) 土2.2リットル 苗2~3株
5号(直径15cm) 土1リットル 苗2株
4号(直径12cm) 土0.6リットル 苗1株
3号(直径9cm) 土0.3リットル 苗1株

プランター(長さ65cm) 12~13リットル 苗5~7株

ここから、鉢底石と植物の根土分を差し引けば、必要な土の量がわかります。よく使うプラ鉢の容量を覚えておき、そのプラ鉢を軽量カップとして使うと便利です。

さらに大きな鉢や変形鉢の場合は下記の計算で要量を割り出すことができます。

内径の半径×内径の半径×3.14×高さ(鉢が円柱形だった場合の全体の容量)の6~7割

大きなテラコッタなどは鉢の厚みを考え、内径で計算します。植える植物の根鉢が大きい場合は、さらに少なめに見積もります。

こうして軽量した土で植物を植え込んだら、土が余ってしまった、という場合は、根の周囲に十分土が入っていないことがあります。植え付け後、割り箸で鉢の周囲の土をよくつついてみましょう。下の隙間に土が入り込み、まだどんどん上から入れられます。根の周囲にしっかり土が入っていないと、根が弱り枯れる原因になりますので、植え付け後は確認してくださいね。