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最終更新日:2025/06/30

草花の苗を植え替える鉢のサイズ


草花の苗はほとんどが2.5号~3.5号サイズのビニールポット植えです。
お手元に到着後、鉢やプランターに植え替える場合、どのサイズの鉢を選ぶのか、目安をご紹介します。

鉢のサイズ

鉢植え
1株→5~6号鉢(直径15~18cm、土容量1~2.2リットル)
2株→6~7号鉢(直径18~21cm、土容量2.2~3.5リットル)
3株→8号鉢(直径24cm、土容量5.1リットル)、または長さ60~65cmのプランター(土容量10~13リットル)

 ※鉢サイズの1号は直径3cmで換算します。5号なら直径15cmです。


苗のポットサイズより一回りから二回り大きいものを選ぶのが基本ですが、普通のご家庭では何度も植え替えすることができないため、2号上のサイズでご紹介しています。
適した鉢サイズは品種により異なるので、商品説明の成長時の草丈・葉張りを参考に選んでください。
生育が早く大きくなる品種は、大きめの鉢を選びます。

上記は1株を大きく育てる場合の目安です。寄せ植えやギャザリング、プリコラージュでは1鉢にもっと多くの苗を植えます。
2.5号(直径7.5cmポット)の花苗は、寄せ植えの際に植えやすいように小さいポットで育成されていることが多く、根域が狭くてもよく育つ品種です。
2.5号の花苗も、大きく育てる場合は3号ポットの花苗と同様に扱ってください。


鉢の深さ
深さも植物の成長に影響します。背の高い植物には深鉢、背の低い植物には浅鉢が適しています。浅鉢は土容量が少ないので、直径が大きめの鉢を選びます。


注意点
鉢が小さすぎると根の生育が制限され、地上部が大きくなりません。また、水やりの頻度が増えます。
鉢が大きすぎると、水管理は楽ですが逆に乾きにくく、過湿になる場合があります。
また、小さい苗を大きな鉢に植え替えると、根が健全に生育しないので、極端に大きな鉢は避けます。
バランスがとれるよう選んでください。

成長時の植え替え
鉢底の穴から根が見え始めたり、水やりの際に水がすぐに流れ出てしまうようになったら、根詰まりのサインです。このタイミングで一回り大きな鉢への植え替えを検討しましょう。