栽培ガイド

最終更新日:2024/05/24

カゴメのトマトの育て方(非芯止まり品種・畑・地植えの 場合)-KAGOME-

カゴメの主な品種


  • こあまちゃん(R)
  • こあまちゃん(R)サマー
  • こあまちゃん(R)オレンジ
  • ぷるるん(R)
  • ぷるるん(R)ミディ
  • あまたん(R)
  • 高リコピントマト
  • あの夏のトマト

※トマトは、その枝ぶりから、大きく分けて、非芯止まりタイプと芯止まりタイプに分けられます。
非芯止まりは、摘芯をしない限り伸び続けるタイプのトマトで、一般的に栽培されているのはこちらのトマトです。

植える準備


  • 植え付け前に土に入れる、初期生育のための肥料を「元肥」といいます。
  • 畑に苦土石灰が含まれた元肥をまいて耕します。
  • 幅約1.2-1.5m、高さ30cmの畝を作ります。
  • トマトに土が付くことによる病害発生の予防、雑草予防、泥はね予防、乾燥予防などのためにマルチシートの使用をおすすめします。
  • マルチシート張りは植え付けの7~10日前に行い、十分に土を温めておくと、植え付け後の根の生長が良くなります。
  • ※マルチシートとは土の表面を覆うビニール等の農業資材をマルチシートといいます。マルチシートを畑に張ることをマルチングといい、
  • 土の乾燥を防ぐ
  • 雑草を防ぐ
  • 土の跳ね返りを防ぎ、作物の汚れ防止や病害抑制

など、様々な効果があります。

植える時期


  • 霜の心配がなくなり、夜の最低気温が10℃を超えれば栽培は可能ですが13℃以上になる時期がお勧めです。


植え付け


  • 苗を植え付ける約2時間前を目安にたっぷり水を与えます。
  • 株間約40-50cm間隔で1苗ずつ植えます。
  • ポットから土を崩さないようにやさしく苗を取り出し植穴に植え、たっぷり水を与えます。


水やり


  • 畑では、根付いてからの水やりは原則不要です。土の乾燥が激しい時に水を与える程度にしてください。


  • 支柱立て・誘引


      支柱は1苗1本仕立ての場合1本立てます(2本仕立ての場合は2本)。背丈90-180cmまで伸びること、地面に挿す分を考えて180~210cm程度の支柱を用意して立てます。
    • 3-4本の支柱を円形に立てて、外側に枝をぐるぐると巻き付ける「行灯式」なら低めの支柱でも長い枝を支えることができます。
    • 土に刺すときに、根を傷つけないよう、株元から少し離して刺すとよいでしょう。
    • 麻ひもなどで、トマトの茎が倒れないように、茎と支柱を結びます。支柱側はしっかり、茎側は多少遊びが出るようにゆるめにし、8の字に結びます。
    • 生長に合わせて、数か所結ぶようにします。この作業を「誘引」といいます。


    芽かき


    • わき芽が指でつまめる様になったら5cmくらいまでの間に摘み取ります。
    • 花房の下のわき芽はすぐに大きくなるので、早く摘み取るようにします。
    • 良く晴れた日に行いましょう。
    • ※芽かきとは苗は生長すると茎と葉の付け根部分から新芽が出てきます。これを「わき芽」といい、わき芽を除去する作業を「芽かき」といいます。


    受粉


    • 畑植えのトマトは、風により花房が揺れて自家受粉します。
    • 開花している3~4日の間に受粉すると1週間くらいで小豆大の実がつきはじめます。


    追肥


    • 不足してきた栄養分を生育の途中で補うことを、「追肥」といいます。
    • 一般的には、第1段花房の着果から2-3週に1度の割合で追肥をしてください。園芸用液体肥料を規定倍率に薄めたものを与えるか、化成肥料の規定量を根元に与えてください。


    摘芯


    茎が支柱の高さに達したら、最後に実を着けたい花房の上の葉2枚を残して、新しい葉が展開する芽(生長点)を摘み取り、伸長を止めます。これを「摘芯」といいます。

    収穫


    品種それぞれの濃い色になったら収穫時です。たくさんの実を着けたままにしているとトマトの樹に負担がかかりますので、熟れたものから順番に収穫していきましょう。

    このガイドに関する商品