カレープラント3号ポット2株セット

銀灰色の葉に明るい黄色の花を咲かせるキク科の多年草。カラーリーフプランツとして花壇の縁取りや鉢植えに使うときれいです。花や葉には強いカレーのような香りがあるのでカレープラントと呼ばれますが、スパイスとしては利用しません。臭みのある魚や肉料理の際に一枝くわえてさっと煮ると臭みが消えます。花はドライフラワーやポプリに向き、褪色しにくく、香りが1年くらい長持ちします。（生葉を大量に摂取すると胃腸障害を起こすことがありますのでご注意ください）

学名	Helichrysum angustifolium
英名	Curry plant
別名	エバーラスティング、イモーテル
科名・属名	キク科ムギワラギク属
分類	半耐寒多年草（マイナス5度まで）
原産地	西ヨーロッパ
開花期	7-10月
花色	黄色
草丈	30-60cm
日照	日なた
用途	花壇、鉢植え
利用部分	葉・花
＜育てて楽しむ＞
料理	スープやシチュー、ピクルスなどの香りづけに
他	ドライフラワー、ポプリ

育て方：
一日中日が当たる、風通しの良い場所を選んでください。湿気を極端に嫌うため、土壌は水はけの良さを最優先します。ハーブ用培養土に砂やパーライトを混ぜるか、地植えの場合は苦土石灰を少量混ぜて弱アルカリ性に調整し、盛り土をして高植えにすると根腐れを防げます。水やりは、土の表面が完全に乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。常に湿っている状態は禁物で高温多湿な時期には、水やりを控えめにし、枝をすいて風通しを確保する「透かし剪定」を行って蒸れを回避しましょう。肥料はあまり必要としませんが、春と秋の成長期に緩効性肥料を少量与える程度で十分です。寒さには比較的強く、マイナス5度程度までなら屋外で越冬可能ですが、霜が降りる地域では株元をマルチングするか、移動可能な鉢植えで管理すると安心です。銀色の美しい葉（シルバーリーフ）を維持するためには、日照不足にならないよう注意し、初夏に咲く黄色の花を楽しんだ後は、株を休ませるために早めに切り戻しを行うのが長く楽しむコツです。

料理・飲料での利用
香り付け（ピクルス・スープ）： 枝のままスープやシチュー、煮込み料理、ピクルスの瓶に入れて香りを移します。加熱すると苦味が出ることがあるため、食べる前に取り出すのが一般的です。
臭み消し： 魚介料理の生臭さを抑えるために利用されます。
風味のアクセント： 細かく刻んだ葉を、卵料理、ヨーグルト、マイルドなチーズ、サラダ、またはチキン・エッグサラダに少量加えて風味を添えます。
ハーブティー： 花の部分を乾燥させてハーブティーとして飲用し、呼吸器系や消化器系のケアに役立てることがあります。
園芸・クラフト・生活面での利用
ドライフラワー・スワッグ： 花が乾燥しても色褪せにくく「永遠（イモーテル）」の名にふさわしい持ちの良さがあるため、ドライフラワーやリース、ポプリの材料に最適です。
カラーリーフ・観賞用： シルバーがかった細い葉が美しく、庭のアクセントや寄せ植えのシルバーリーフとして人気があります。
虫よけ： 独特の強い香りは虫が嫌うため、抽出した液を天然の虫よけとして利用することもあります。

お届けする苗は3号（直径9cm）ポット入りです。
写真は成長時のイメージです。お届けする時点では苗ですので、ご了承ください。