タイニーパンパスは、プミラよりもさらに小型のミニパンパス。わい性種のパンパスグラスです。花つきがとてもよく、このサイズの株でも開花します。夏の終わりから秋にシルバーがかった淡い黄色の円錐花序をつけます。ふさふさした穂が秋風にゆれて雄大な景観を作ります。鉢植えや、小庭の植えこみに利用してコンパクトに秋の風情が楽しめます。★出穂は夏ころから9月半ばころまでです。今年度の開花は1~2本です。花後に大きい鉢に植え替えていただくと、翌年以降は10本前後の花をつけます★
タイニーパンパスは2020年オランダのKVBCサマーチャレンジで銀賞を受賞した品種です。
タイプ:イネ科の半耐寒性常緑宿根草
開花期:8~10月
草丈:50~60cm
日照:日向むき
用途:花壇、切花
栽培方法:
日当たりのよいところに植えます。土壌は普通の庭土でよく、水がたまらないように、少し土を盛って植えつけてください。生長旺盛なので、株の間は50~100cmあるほうがよいでしょう。鉢植えは7号鉢以上に植え、日当たりのよい場所に置きます。
水やりは庭植えでは不要ですが、鉢植えは極端に乾かさないよう、土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。冬の間は、忘れて乾かし過ぎないよう時々水をあげてください。春から夏の成長期には、晴れたら1日1回くらいあげましょう。
肥料は庭植えはほとんど必要ありません。肥料分があると葉が大きく茂ります。鉢植えは、肥料が不足すると芽立ちが悪く細くなり、穂が出ないこともあります。4~6月の生長期は2ヶ月に一回くらい、緩効性化成肥料を数個、根元に置肥します。
ある程度耐寒性がありますが露地栽培は関東地方以南が適します。高温多湿を嫌います。冬は葉が痛みやすいので、春になってから枯れた茎や穂の始末をしましょう。3~5月頃の株分けにより増殖できます。鉢植えの場合、1年で根がかなり成長するので、毎年植え替えが必要です。思い切って株を半分以下に削るか、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
5号(直径約18cm)ポット植え、草丈約40mです。
写真は開花時のイメージです。9月中旬以降は開花終了株でのお届けとなり場合があります。
※品種登録または品種登録出願済みの品種ですので、無許諾で苗木等を増殖して販売することはできません。