ワームウッド（コモン）3号ポット

ワームウッドは北半球に分布するキク科の多年草です。ニガヨモギとも呼ばれ、草姿はヨモギに似て葉には細かな切れ込みがあり、葉色はシルバーがかっています。葉に芳香があり、サントニンを含み、防虫効果があります。ハーブバスやリース、虫よけ、花壇の縁取りなどに利用されます。初夏から夏に黄色の小さい花を咲かせます。ほかの植物のそばに植えると害虫を予防する効果が期待できます。また、刈り取った茎葉を花壇に敷いたり、土に漉き込んで利用することもできます。刈り取って乾燥させたものは衣類などの防虫用としてサシェやドライフラワーなどにも使われます。

学名	Artemisia absinthium
英名	Artemisia　Wormwood
別名	ニガヨモギ
科名・属名	キク科ヨモギ属
分類	耐寒性多年草
原産地	北アフリカ
開花期	7-9月
草丈	50-70cm
日照	日なた
用途	花壇、鉢植え
利用部分	葉
＜育てて楽しむ＞
他	サシェやドライフラワー

栽培方法：
日当たりと水はけのよい、やわらかい軽い土を選びます。基本は日当りのよい場所がおすすめですが、日陰の場所や湿度の高いところでは、特に梅雨時期には蒸れやすいため、刈り込み風通しを良くしてください。防虫用に利用する場合には、窒素肥料を控え日当りのよい場所で栽培すると香りよいものが収穫できます。

収穫・利用方法：
強い香りは畑や庭でも効果を発揮します。
畑に枝を置くとハエよけになったり、キャベツのそばに植えると虫除け、果樹のそばに置くとガよけになります。

防虫・園芸での利用
天然の忌避剤： 強い香りと成分（サントニンやツヨン）により、蚊、ハエ、蛾などの害虫を遠ざける効果があると言われています。
コンパニオンプランツ： 菜園の周囲に植えたり、刈り取った枝葉を敷き草にしたりすることで、周囲の植物への害虫被害を軽減します。
衣類の防虫： 乾燥させた葉をサシェ（匂い袋）に入れ、クローゼットやタンスの防虫剤として利用します。
健康・美容での利用
ハーブバス・外用： 抗菌作用を期待して入浴剤として利用されるほか、傷口や虫刺されのケアに塗布されることもあります。
クラフト・観賞用での利用
シルバーリーフ： 銀灰色の美しい葉を活かし、花壇の縁取りや寄せ植え、リースやドライイフラワーの材料として親しまれています。

★★ご注意：ハーブの虫よけ効果について★★
自然の植物の発する匂い等の成分による効果ですので、植物の生育状態や植えられる環境、害虫の種類によってはあまり効果が出ない場合もあります。
写真は成長時（開花時）のイメージですが、お届けの際はまだ苗です。お届け時の苗姿は個体差があります。