桐壺は、つるにならない木立性タイプのヴィオルナ系品種。非常に生育が遅く、流通も少ない幻の品種です。3年生苗で3~4輪しか咲かず、沢山咲かせるにはかなり時間がかかります。鉢植えでじっくり育てるのがおすすめです。うどんこ病には比較的弱いので早めに予防しましょう。
写真は開花時のイメージですが、お届けの際はまだ苗です。初夏以降は葉が傷んだ状態でのお届けとなる場合があります。
タイプ | キンポウゲ科の耐寒性落葉多年草(木立性) |
---|
草丈 | 0.1~0.5m |
---|
花径 | 2~2.5cm |
---|
開花期 | 5~10月 |
---|
植付け適期 | 9月半ば~10月と2月~3月が最適 |
---|
花のつき方 | 新枝咲きの遅咲き系(前年の旧枝は株近くまで枯れ、土中または地上部付近に残った枝から新枝10節以上伸ばして開花) |
---|
剪定 | 強剪定 |
---|
・花後の剪定 | 花がらを花の根元の部分からカット。春から伸びたつるの半分くらいで切り戻すと、秋に再び花を咲かせます。 |
---|
・2月の剪定 | 充実した芽をのこし地際から剪定。 |
---|
栽培方法:
根が下に伸びますので、植えつけは5号(直径15cm)以上の深鉢を用いてください。植えつけの際は根鉢をくずさないように深植え(地上部の1~2節が土に埋まるように)してください。後ろにトレリスを立て、つるを誘引してビニールタイなどで固定します。施肥により花芽が形成されますので、立派な花を咲かせるためにはクレマチス専用肥料などを1~2ヶ月に1回与えます。水遣りは鉢の表面が乾いたらたっぷりと与えます。クレマチスは水を好みますので、庭植えの場合も春~夏は最低週に一度は水遣りしてください。
詳しくはクレマチスの栽培方法をご覧ください。
<お届けする株につきまして>
★出葉時期にはできるだけ多く葉を残すようにしております。
葉に虫食いの跡(穴)の残っている葉をつけてお届けする場合もございますが、
事前に虫や病気のチェックの上お手配いたしておりますので予めご了承ください。
★性質上、つるの折れや裂けが生じやすい植物です。
出荷には十分注意いたしておりますが多少の折れはご容赦ください。
万一折れてしまっても脇芽や株元より新芽が出てきますし、芯の部分がつながっていましたらテープなどで補強していただければ再生いたします。
★冬季は「地上部がない状態」、もしくは「枯れた状態」でのお届けとなることがございます。
<花色について>
クレマチスは、肥料・日当り・温度などにより花色がかなり変化します。適肥・日当り・気温15~20度の条件下では鮮明な花色が出ます。
下記の写真は一例です。お届けをするのは1ポットです。