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サフィニア -SUNTORY FLOWERS-


サントリーフラワーズのサフィニア。波うつように豪華に咲きあふれます。育てやすく花がたくさん咲くのでガーデニングビギナーさんにも長く楽しめます。

タイプ:ナス科ペチュニア属
置き場所:半日以上、直射日光の当たる屋外
水やり:土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと
肥料:置肥、液肥を適宜
摘芯:必要
切り戻し:必要
夏越し:可能
冬越:難しい(1年草扱い)
植え付け株数目安:丸鉢プランター1~3株/30cm・横長プランター1~2株/65cm・ハンギング
1~3株/30cm・花壇4~6株/1平方メートル
株張:70~100cm
草丈:15~25cm
花径:大輪:7~10cm 中輪:4~6cm

<苗の植え付け>
植え付け株数目安を参考にプランターと土を用意して植え付けましょう。
草花用培養土などの新しい土を使用しましょう。

<摘芯(ピンチ)>
植え付けから2~3週間は「摘芯」を2~3度繰り返しましょう。芽数が増え、ボリュームのある株に仕上がります。
鉢の外に間延びしてきた枝を、鉢の内周りに沿って刈り込むのが目安ですが、株がまだ小さい場合や葉が込み入っていない場合は、先端を摘むだけで構いません。

<肥料(追肥)>
植え付け時に土に含まれていた肥料は、徐々に効き目がなくなっていきます。花をたくさん咲かせるために、追肥として肥料を定期的に与えます。草花用の肥料をご用意ください。

植え付けの約1ヶ月後から定期的に「置肥」をしましょう。(1ヶ月に1回が目安。)1ヶ月ほど経つと、置肥のかたまりが土にまだ残っていても効果はなくなっています。
「液肥」を併用すると開花のパフォーマンスが高まります。液肥は植え付けの約2~3週間後から使用すると良いでしょう。

お手持ちの肥料に記載されている肥料の使用方法、濃度、頻度を参考にしてください。

元肥が含まれていない土の場合は、植え付け時に土に元肥を混ぜ込んでおきましょう。

<花が咲いてきたら>
咲き終わった花はマメに摘み取りましょう。花びらだけではなく、花茎ごと切り取ります。
花をたくさん咲かせ続けるには肥料が大切です。引き続き追肥も忘れずに。

<満開を過ぎて花が少なくなってきたら>
枝先にしか花がつかず株元の花が少なくなったり、全体的に花数が減ってきたら、株に緑の葉が残っているうちに切り戻しを行いましょう。切り戻しをすれば、また満開の花を楽しめます。その後、再び花が少なくなってきたら同様に切り戻しをしましょう。
丈夫なサフィニアも蒸れには強くないため、梅雨に入る前または梅雨時に切り戻しをすると、蒸れを防ぎ梅雨を乗り越えることができます。
関東以西の温暖地域では、最後の切り戻しは遅くとも8月中が目安です。そうすると10月頃にもう一度、花を楽しむことができるでしょう。

<秋になったら>
切り戻しをすると秋まで花を楽しむことができます。
基本的には1年草扱いです。暖かい地域では冬越しできることもあり、翌年に花を咲かせる場合もあります。

<その他>
サフィニアは従来のペチュニアに比べて雨には強いですが、枝が豊かに横に伸びるため、梅雨時や台風などの激しい雨風はなるべく避けてください。
サフィニアの場合、エカキムシやアブラムシ、オンシツコナジラミなどにご注意ください。適正な園芸薬剤で予防と防除しましょう。