レモン：リスボンレモン3号ポット

「私の果樹園」シリーズは鉢植えに適した小さな苗。寄せ植えなどの素材としても気軽にご利用いただけます。
レモンは爽やかな酸味のある実をつけるかんきつ類です。緑のつやのある葉を茂らせ、白い芳香花を咲かせ、明るいレモンイエローの実をつけ、家庭果樹、観賞樹として人気です。リスボンは比較的耐寒性の強いレモンで、国内では主流の品種です。中果、早生の豊産性品種です。樹形はやや直立型となり、四季咲き性はやや弱く、秋果が多くなります。自家結実性で1本で実をつけます。庭植えのほか、鉢でも育てられます。－3度以下にならない場所なら戸外で冬越しできます。収穫は秋からとなりますが、青い実のうちに収穫し、暗い場所におくときれいなレモンカラーになります。

タイプ：ミカン科の半耐寒性常緑樹
最低温度：マイナス3度まで
樹高：2.5～3ｍ
植えつけ時期：10月中旬～5月下旬
開花期：5～6月、7～8月、9～10月
収穫時期：9月～1月下旬
日照：日向むき

栽培方法：
日当たりの良い場所に腐葉土を十分すき込んで植えつけます。3月と9月下旬に根元に有機肥料などを施します。剪定は3月はじめ、芽が動き出すころに。樹勢が強く若木のうちはよく枝が伸びます。早く実をつけさせるには、秋に伸びた枝を軽く切り戻し、込み合った枝を間引きます。成木になったらその年の春に伸びた枝に実をつけるので、枝の先端を切り落とさないようにします。関東以南の太平洋側では庭植えのまま越冬できます。冬は根元に敷き藁などをして防寒してください。関東地方南部以西では庭植えできますが、寒い地方では鉢植えにして、冬は室内の日のあたる窓辺に置いてください。庭植えにすると樹勢が強まるため、数年は木が生長するほうに養分がまわり、結実開始が遅れる場合があります。レモンは春から秋まで連続して開花し、四季なり性です。5～6月に咲く花は秋に結実・収穫となり、7～8月に咲く花は冬に収穫、9～10月に咲く花は年を越して翌年収穫となりますが、暖地以外では9～10月咲きの花は花後全て果実を摘果した方が樹勢を維持しやすくなります。秋の果実は9月頃、実が緑色のうちから利用できます。12月頃に黄色く色づき、果汁もこのころから多くなります。暖地は翌年の5月頃まで木にならせておくことができますが、収穫が遅れると皮が厚くなり風味が落ちます。

お届けする苗は3号(直径9cm)ポット植えの苗です。結実は早いもので2～3年後以降となります。樹高は入荷時期により多少変動することがあります。苗の性質上、樹形は個体差があり、曲りなどがある場合がございます。写真は成長・結実時のイメージです。
※柑橘類の苗は入荷時にトゲで葉に傷がついたり、多少の虫食いの痕がある場合がございますが、生育には問題ありません。