光沢のある黒い果実の不完全甘柿で、果実は整ったくさび型です。鑑賞柿としても珍重されています。果実は1個100gくらいで、糖度16度、収穫は10月下旬です。単為結実性があるので受粉樹はなくても実はつきますが、受粉樹として雄花をつける他品種の木があったほうが果実の肥大や成熟などに有効です。禅寺丸、筆柿、西村早生などの品種を近くに植えつけておけば、ミツバチなどにより受粉します。市街地など虫が少ない場所では人工授粉してください。
タイプ:カキノキ科の耐寒性落葉高木
樹高:2~5m
植え付け最適期:10月半ば~3月末
(ポット植えの苗は真夏をのぞきほぼ年間を通して植え付け可能です)
栽培適地:関東地域以南(東北以北でも植えられますが、秋に気温が低いと成熟不足となり、渋が抜けない場合があります)
収穫:10月11月
日照:日向むき
栽培方法:
日当たりのよい場所で育てましょう。肥料は開花後の7月はじめと12月に寒肥を根元に施します。柿は放っておくとよく実がなる表年とあまりならない裏年を1年おきに繰り返す(隔年結果)ので、摘蕾・摘果で果実数を調整します。5月頃、開花前の雌花の蕾を、1枝に1,2個になるように摘み取ります。さらに、6月下旬に1枝1個に摘果します。また、木が大きくなるので、毎年12月~2月の間に剪定を行います。混み合った側枝を間引き、さらにその年に結果した枝には翌年よい花芽がつきにくいので、古い枝を間引きます。大きくなった木をコンパクトに仕立て直すには、数年かけて幹や太枝を少しずつ切り詰めることもできます。
収穫・利用法:完全甘柿でも成熟前は渋があります。万一、低温などにより渋がぬけない場合は、へたの部分をしょうちゅうに浸し、ビニール袋に入れて中の空気を抜き、密閉します。20度くらいの場所に1週間ほど置くと渋が抜けます。
お届けする苗は4~5号(直径12~15cm)ポット入り樹高約70cm~100cmの接木苗、結実開始は4~5年後からとなります。1年生苗は発芽が梅雨明けになる場合があります。
樹高は多少前後します。夏以降は葉が傷んだ状態、冬から春先は落葉状態となります。
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