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4月の観葉植物のお手入れ
○4月の観葉植物
観葉植物のふるさとは、だいたいが熱帯から亜熱帯にかけてです。気温が上がってくる4月にようやく生育期に入ります。
けれど、種類ごと株ごとの生育状態はそれぞれで、冬の間に弱って回復途中のものや、新芽がすでに動き出したものとさまざまです。それぞれの状態に合わせた管理をすることが大切です。
○傷んだ株の再生…切り戻し、植え替え、挿し木
寒さで傷んだ株は、枯れた葉を取り除いて再生を図りましょう。思いきって枝や幹を切り戻したり、挿し木、植え替えをするのです。ゴムノキ、パキラ、ユッカ、ドラセナ、ポトス、ペペロミアは切り戻しが有効です。ゴムノキやポトス、ペペロミアは挿し木もできます。植え替えは5月に入ってからが一般的ですが、へデラや オリヅルラン、ドラセナ、ブライダルベールなどは、少し早めの4月下旬でも大丈夫です。
○アナナス類の株分け
アナナス類は一度花が咲いた株には花はつきません。株元から子株が発生していませんか。次の花を咲かせるには、この小株を株分けするのです。気温が高くなる頃に十分生育できるよう、4月に入ったら株分けしておくといいでしょう。
○置き場所は耐陰性に合わせて
4月にもなると太陽が高くなり、室内で日の当たるところが少なくなります。一口に観葉植物といっても、耐陰性にはかなり差があるものです。置き場所はそれぞれの性質に合わせましょう。
・日向から半日陰を好むもの…南向きの窓辺に
クロトン、ベンジャミン、アナナス、インドゴムノキ、アスパラ、カラジュウムなど
・半日陰でも育つもの…窓辺から少し奥に
オリズルラン、ドラセナ、ペペロミア、ポトス、スパティフィラム
・日陰でも育つもの…部屋の奥
アンスリュウム、ディフェンバキア、フィロデンドロンなど
○外に出すなら4月も下旬
気温も高くなり、窓辺では日照が足りないから外に出したい、って思いますよね。でも、無難なのは4月下旬になってからです。出すにしても昼間だけにし、夜には取り込みましょう。急に温度が上下するのが一番苦手ですから、くれぐれも注意をしましょう。
また、急に日光に当てると葉焼けを起こすものもあります。せっかくの美しい葉が台無しにならないよう、少しづつ慣らしてあげてください。
○4月の管理
水やり:
気温が上がり根の動きがさかんになってきて乾燥しやすくなっているので、それまでより徐々に水やりの回数を増やします。
けれど、多ければよいというわけではありません。それぞれにあった水やりをしましょう。 たとえば、アジアンタムやタマシダ、タニワタリなど湿り気味を好むものは、土が乾ききらないうちに水を与えます。葉には霧吹きで湿度を補うとよいでしょう。それ以外には、鉢の表面が白く乾いてきたら、鉢底から出るくらいにたっぷりと水を与えます。受け皿の水は捨てます。
ただし、クロトンなどのように高温を好むものは、十分に気温が高くなるまでは過湿にならないよう、むしろやり過ぎに注意をしてください。
肥 料:
薄めの液肥を10日~2週間に1度、水代わりに施します。
本格的に施肥をするのはもう少し生育が活発になる5月になってからです。
病虫害:
新芽にアブラムシなどが発生しないように、風通しをよくします。
こまめに点検して万一見つかったら手で取り除いてあげましょう。
観葉植物のふるさとは、だいたいが熱帯から亜熱帯にかけてです。気温が上がってくる4月にようやく生育期に入ります。
けれど、種類ごと株ごとの生育状態はそれぞれで、冬の間に弱って回復途中のものや、新芽がすでに動き出したものとさまざまです。それぞれの状態に合わせた管理をすることが大切です。
○傷んだ株の再生…切り戻し、植え替え、挿し木
寒さで傷んだ株は、枯れた葉を取り除いて再生を図りましょう。思いきって枝や幹を切り戻したり、挿し木、植え替えをするのです。ゴムノキ、パキラ、ユッカ、ドラセナ、ポトス、ペペロミアは切り戻しが有効です。ゴムノキやポトス、ペペロミアは挿し木もできます。植え替えは5月に入ってからが一般的ですが、へデラや オリヅルラン、ドラセナ、ブライダルベールなどは、少し早めの4月下旬でも大丈夫です。
○アナナス類の株分け
アナナス類は一度花が咲いた株には花はつきません。株元から子株が発生していませんか。次の花を咲かせるには、この小株を株分けするのです。気温が高くなる頃に十分生育できるよう、4月に入ったら株分けしておくといいでしょう。
○置き場所は耐陰性に合わせて
4月にもなると太陽が高くなり、室内で日の当たるところが少なくなります。一口に観葉植物といっても、耐陰性にはかなり差があるものです。置き場所はそれぞれの性質に合わせましょう。
・日向から半日陰を好むもの…南向きの窓辺に
クロトン、ベンジャミン、アナナス、インドゴムノキ、アスパラ、カラジュウムなど
・半日陰でも育つもの…窓辺から少し奥に
オリズルラン、ドラセナ、ペペロミア、ポトス、スパティフィラム
・日陰でも育つもの…部屋の奥
アンスリュウム、ディフェンバキア、フィロデンドロンなど
○外に出すなら4月も下旬
気温も高くなり、窓辺では日照が足りないから外に出したい、って思いますよね。でも、無難なのは4月下旬になってからです。出すにしても昼間だけにし、夜には取り込みましょう。急に温度が上下するのが一番苦手ですから、くれぐれも注意をしましょう。
また、急に日光に当てると葉焼けを起こすものもあります。せっかくの美しい葉が台無しにならないよう、少しづつ慣らしてあげてください。
○4月の管理
水やり:
気温が上がり根の動きがさかんになってきて乾燥しやすくなっているので、それまでより徐々に水やりの回数を増やします。
けれど、多ければよいというわけではありません。それぞれにあった水やりをしましょう。 たとえば、アジアンタムやタマシダ、タニワタリなど湿り気味を好むものは、土が乾ききらないうちに水を与えます。葉には霧吹きで湿度を補うとよいでしょう。それ以外には、鉢の表面が白く乾いてきたら、鉢底から出るくらいにたっぷりと水を与えます。受け皿の水は捨てます。
ただし、クロトンなどのように高温を好むものは、十分に気温が高くなるまでは過湿にならないよう、むしろやり過ぎに注意をしてください。
肥 料:
薄めの液肥を10日~2週間に1度、水代わりに施します。
本格的に施肥をするのはもう少し生育が活発になる5月になってからです。
病虫害:
新芽にアブラムシなどが発生しないように、風通しをよくします。
こまめに点検して万一見つかったら手で取り除いてあげましょう。