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培養土のクイック再生
鉢やプランターでたくさん使う培養土。庭や畑の土と異なり、通気性や保水・排水性が高い土です。毎年新しいものに入れ替えたほうがよいので、鉢植えをたくさんされる方は、春先に大量に購入する必要がありますね。
でも手持ちの鉢には去年使った用土がいっぱい残っていて、捨てるのも大変。
そこで春の植え込みに古土が使えるようになる、再生方法をご紹介します。
一度使った土をそのまま再利用すると、植物がうまく育たず、病気などの弊害が現れます。
これは、土中の肥料が前の植物に吸収されて不足している、培養土の団粒構造が壊れて目が詰まっている、病原菌や害虫の卵が残っている、前年の植物の根から分泌された有害物質がある、などの原因によるものです。
そこで、これらの要因を1つずつ解決していきます。
まず、鉢土の表土には土中の有害物質が浮き上がってきていますので、厚さ2cm分ほどを削り取って捨てます。
次に、古土を目の細かいフルイにかけて「みじん土」(組織が壊れ粉状になった土。土中の通気・通水性を悪くする)を取り除きます。
ついでに、古い植物の根や枯れた枝葉もなるべくきれいに取り去りましょう。
そして殺菌。時間があればシートなどに広げて日干しするところですが、インスタントな方法としては、やかんに熱湯をたっぷり沸かし、鉢土の上から満遍なくかけて土中にしっかり染み込ませます。熱湯で菌が死ぬので、かなり消毒できます。
それから、堆肥や腐葉土などの有機肥料を古土と半々になるように混ぜ、土の中に肥料を補給して土の構造を改善します。
この場合、堆肥や腐葉土は完熟のものを使いましょう。未熟なものはかえって植物の生長を阻害してしまいます。
さて、こうして再生させた用土ですが、植物を植え込む際には、去年と同じ品種では「連作障害」が出る可能性がありますので、同類のものは避けてください。
また、植え込み時に緩効性の化成肥料を追肥しておくと植物がよく育ってくれます。
でも手持ちの鉢には去年使った用土がいっぱい残っていて、捨てるのも大変。
そこで春の植え込みに古土が使えるようになる、再生方法をご紹介します。
一度使った土をそのまま再利用すると、植物がうまく育たず、病気などの弊害が現れます。
これは、土中の肥料が前の植物に吸収されて不足している、培養土の団粒構造が壊れて目が詰まっている、病原菌や害虫の卵が残っている、前年の植物の根から分泌された有害物質がある、などの原因によるものです。
そこで、これらの要因を1つずつ解決していきます。
まず、鉢土の表土には土中の有害物質が浮き上がってきていますので、厚さ2cm分ほどを削り取って捨てます。
次に、古土を目の細かいフルイにかけて「みじん土」(組織が壊れ粉状になった土。土中の通気・通水性を悪くする)を取り除きます。
ついでに、古い植物の根や枯れた枝葉もなるべくきれいに取り去りましょう。
そして殺菌。時間があればシートなどに広げて日干しするところですが、インスタントな方法としては、やかんに熱湯をたっぷり沸かし、鉢土の上から満遍なくかけて土中にしっかり染み込ませます。熱湯で菌が死ぬので、かなり消毒できます。
それから、堆肥や腐葉土などの有機肥料を古土と半々になるように混ぜ、土の中に肥料を補給して土の構造を改善します。
この場合、堆肥や腐葉土は完熟のものを使いましょう。未熟なものはかえって植物の生長を阻害してしまいます。
さて、こうして再生させた用土ですが、植物を植え込む際には、去年と同じ品種では「連作障害」が出る可能性がありますので、同類のものは避けてください。
また、植え込み時に緩効性の化成肥料を追肥しておくと植物がよく育ってくれます。