栽培ガイド

最終更新日:2026/08/26

ウメ(実梅)


原産地は中国中部で、中国では3、000年前から実を利用するために栽培されてきました。
日本には奈良時代に渡来し、はじめは花を鑑賞するために栽培されていましたが、江戸時代から果樹として栽培されはじめました。
実梅は、果重5gほどの「小梅」から果重70gにもなる「大梅」、その中間の「中梅」に分類されます。

【基本情報】


学名 Prunus mume
分類(科名) バラ科
開花期 (12~)2月~3月
収穫期 6月
高さ 3m~5m
性状 落葉小高木
水分 ふつう
耐寒性 強い(-20℃ぐらい)
日照 日向
結実性 基本的に自家結実しないので受粉樹が必要


【見どころ・人気種】


小梅には「甲州小梅」「竜峡小梅」、中梅は「白加賀」「養老」「南高」、大梅は「豊後」「露茜」などがあり、小梅はおもに梅漬け、中梅と大梅は梅干し、梅酒に使われます。
「白加賀」「南高」「露茜」などの品種は自家結実性がありません。実をつけるためには受粉用に異なる品種を近くに植えましょう。

【育て方】


■植え付け:
植え付けの最適期は落葉期の12月~3月。日当たり・水はけ・通気性のよい場所で栽培します。

■鉢植え栽培:
実梅は鉢植えでも栽培できます。
用土は赤玉土(中粒)1に腐葉土1の混合などがおすすめです。

■水やり:
鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしましょう。

■肥料:
11~2月にたい肥、油かす、鶏糞などの有機質肥料または化成肥料を元肥(寒肥)として施します。
5月ごろ幼果が目立ちはじめたら果実の生長を促すためにリン酸、カリを主体とする化成肥料を追肥しましょう。

■剪定:
枝を間引いたり、切り返し剪定をしたほうがよく結実します。ただし、剪定をしすぎると徒長枝が多く出るので注意しましょう。



■摘果:
実が多すぎると品質が低下するため果実が小さいうちに間引きしましょう。

■収穫:
皮に傷をつけないように手で丁寧に収穫しましょう。

■病害虫対策:
果実に黒点ができる「黒星病」の予防のために4~5月ごろトップジンなどの殺菌剤を散布しましょう。
春から夏にアブラムシが発生したらマラソン、スミチオンなどの殺虫剤を散布して駆除しましょう。(アブラムシはウイルス病を媒介するので注意が必要)






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