越の梅は亀田・荻曽根地区の梅園から偶然発見された梅で、主に梅干し用としてやや小粒の肉厚で柔らかい梅です。果実は1個15~20g、果形は長味を帯びた円形、果皮は淡緑色です。結実期は6月中旬~下旬です。1本でも結実しますが、花粉やや少ないので、より実付きをよくするためには藤五郎などの受粉樹を植えてください。プロの農家でもよく使われる品種です。
タイプ:バラ科サクラ属の耐寒性落葉中高木
樹高:2.5~3m
栽培適地:熊本地方から青森地方あたりまで
植え付け最適期:12月~3月
(ポット植えの苗の場合は真夏をのぞきほぼ年間を通して植え付け可能です)
収穫:6~7月
日照:日向むき
栽培方法:
日当たり良く風のあまり当たらない庭が向きます。梅には実梅(実を収穫する)と花梅(鑑賞用で、実は利用できない)があります。殆どの品種は自家結実性がないので、実梅種を2品種以上、一緒に植えるのがコツです。
植えつけの翌春、伸びてきた枝の3本を残して主枝として形よく広げ、他の枝は剪定します。翌冬にはこの主枝3本を3分の1ほど切り取り、主枝から出た横向きの枝を伸ばします。これを3年ほど繰り返して、形良く扇形に広がった樹形を作ります。
その後はこれらの枝から伸びる短中果枝に実をならせます。実付きをよくするためには、開花期に人口受粉します。庭植えの場合は摘果する必要はありませんが、樹勢が弱っている場合や実のつきかたにむらがある場合は4月下旬頃に摘果して実数を調整します。
栄養不足になると落果しやすいので、花後の4月半ば~5月、収穫後の7月はじめ、12月に根元に肥料を施します。
梅の実に黒い斑点がつく黒星病が出ることがありますので、4月下旬頃にベンレート水和剤を1,2回散布します。黒い斑点がついても食用にして問題はありません。
・収穫・利用法:5月半ばから、青梅を梅酒用に収穫します。梅干用には、梅雨の雨に当たった頃の、少し黄色く熟しかけた状態で収穫すると、柔らかな梅干になります。
接木1~2年苗の4~5号ポット植え、結実開始までの年数は3~4年です。樹高は多少前後します。夏~秋は葉に虫食い跡や斑点がある場合があります。また葉が丸まって垂れている状態の場合がありますが、生育には支障ありません。写真はイメージです。
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