フォーチュンベゴニアはゴージャスでつやのある花色、迫力のある豪華な花が魅力的な、サカタのタネの球根ベゴニアです。玄関のコンテナを美しく飾り、ハンギングバスケットにも最適です。公共庭園の装飾にもよく使われる強健で開花期間が長い花です。草姿はコンパクトでこんもりまとまります。風雨に強く花壇にも使えます。寒冷地では春から夏にかけて、温暖な地域では9月下旬~12月頃まで花が楽しめ、気温が下がるにつれてますます色つやが良くなり、大輪の花を咲かせます。12月中旬頃になると球根を作り休眠しますが、上手に管理すれば春暖かくなってから芽を出し初夏に再度花を楽しむことができます。
●地域別の栽培適期
日が長く温度が5~30度程度の環境下で成育し、最適温度は15~25度です。
<一般平坦地>関東、東海、関西、北陸、中国地方では9月下旬から12月の霜が降りる時期まで。
<暖地>九州、四国では10月から霜が降りる時期まで。
<寒冷地及び高冷地>5~10月まで。盛夏でも見事な開花を楽しめます。
タイプ:シュウカイドウ科ベゴニア属の半耐寒性球根植物
開花期:春~夏、秋~冬
用途:鉢物、コンテナ、ハンギング、花壇
日照:秋冬は日当たりの良い場所、 春夏は明るい半日陰
栽培方法:
屋外のコンテナ、花壇、ハンギングバスケットに植えてください。春植えは日当たりのよい場所に植えます。秋植えの場合、9月中は強い西日を避け、10月以降は日当たりと風通しの良い場所で育てます。日照不足になると花が咲かないので、室内の場合は明るい窓辺に置きます。春と秋はたっぷりと水を与えます。生育期間中に液肥を2週間に1度程度与えます。雄雌異花で本葉5~6枚目の葉腋から花梗を出し、1つの花房には何輪かの花がつきます。花枝の先端に一重の雌花がつくとその花房が終わります。越冬温度は5℃程度で気温が下がるに従い花は大きくなり、ひとつの花が咲いている期間が長くなります。冬は軽い霜程度には耐えますが株が凍ると枯れます。そのころには地中に球根が形成されていますので、堀上げて球根を乾燥させて涼しい場所で管理ます。4月頃、気温が20度位になったら水遣りをすると芽を出し、6月~7月頃には再び花を咲かせます。高温に弱いので夏越しは難しい植物ですが、夏越しさせる場合は30度以上にならないようにし、風通し良く、寒冷紗などで半日陰にします。夏越しした株は秋再び見事な開花を楽しめます。短日(日が短い季節)になると花を咲かせなくなります。冬も長く花を咲きつづけさせるには、1日12時間以上の日照時間が必要です。晩秋以降は夜電気の付いている玄関や街灯の下に置くと、わずかな明かりで長日効果があり開花し続けます。
写真は成長・開花時のイメージですが、お届けの際は苗の状態です。
花色は色幅がある品種です。画像と若干異なる場合があります。