とてもユニークな、カップ入りの花はすの苗(レンコン)です。大木園芸さんの「手乗りハス」シリーズの苗です。手にのるほどの小さめの容器で栽培できるよう改良した、観賞用の花はすです。ご家庭で水鉢やバケツ・タライなどの底穴の無い容器に土を入れて苗を植え付け、水を張れば栽培できますので、手軽に美しいハスの花を咲かせてお楽しみください。
品種:小舞妃(ショウマイヒ) ピンクの一重咲き品種です。小型の容器でも花上がりが良く、丈夫で栽培しやすい品種です。直径30cm×深さ25cm以上の容器での栽培に適しています。花の色が画像と多少異なる場合があります。
開花数:直径13.5cm以上の容器で花2輪、直径20cmの容器で花5輪以上
(生産者の平均開花数です。栽培環境により異なるため、この数の花つきを保証するものではありません)
「手乗りハス」とは
ハス科ハス属の植物で、食用のレンコンの仲間です。「手乗りハス」は、池や沼、大型のタライでなくては栽培できないと思われていた花ハスを、直径30~60cmほどの容器で栽培できるように改良・育種した品種です。食用のレンコンや普通の花ハスは小型容器では栽培できません。「手乗りハス」は容器の大きさに合せて葉・花・レンコンが育ちます。大型の容器で栽培すると大きい葉と花を咲かせ花数も増えます。小型の容器で栽培すると可愛い葉となり、花数は減りますが、美しい花が観賞できます。苗(レンコン)は最初の2枚ほどの葉を出す養分を持っていますが、その後は葉が光合成して成長するため、苗の大小にかかわらず、花を咲かせます。
タイプ:ハス科の多年草(浮葉植物)
植え付け適期:2月下旬~4月上旬頃まで
開花期:6~8月
日照:日なた(冬季休眠中は弱光でもOK)
耐寒性:強(目安マイナス5度 地下茎が凍らなければOK)
耐暑性:気温・水温とも40度まで順調に生育
栽培方法:
直径20cm以上、深さ20cm以上の水鉢や底穴のない容器を用意します。赤玉土(小粒)や水生植物用の土、田土、畑土、荒木田土を深さ10cmほど入れ、苗を直接植えます。植え付けの際に芽を折らないよう注意します。水を用土の上10cmになるよう入れて芽が出るのを待ちます。日当たりを好むので、よく日が当たる場所に置きます。植え付け後2週間ほど過ぎてから、初夏までの生育期に2週間に1回程度、発酵済の固形油粕(小指の先大)を7号(直径約21cm)容器では2~3個程度与えますが、養分が容器に全てとどまるので、やりすぎないよう注意してください。
植え付け後しばらくは水位を5センチぐらいと浅めにすると水温が高くなりよく生育しますが、逆に、20~30センチと深すぎると生育が悪くなります。葉が2枚展開するまでは水深10cmとし、水を切らさないように注意して下さい。葉が生育すれば容器の縁まで雨水がたまっても大丈夫です。水が1cm以下にならないよう注意します。夏から秋にかけて地下茎が肥大化しレンコン(蓮根)ができます。冬場は一度枯れたようになりますが、株が残り越冬します。レンコンが凍らない環境なら戸外で越冬できます。寒冷地は屋内にとりこんでください。株分は 毎年、春(3月頃)に行います。株分けを兼ねて、用土を新しい土に入れ替えてください。
写真は成長時(開花時)のイメージですが、お届けの際は苗(レンコン)の状態です。
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