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最終更新日:2024/05/16
水生植物
夏が近づくと、涼しげな水生植物が魅力的に見えてきますね。
公園の池などにある蓮や睡蓮は大型なので家庭では育てられませんが、ミニ水生植物ならベランダや玄関のちょっとしたスペースで楽しめます。ガラス容器に植え込んで涼しげに演出する方法もありますし、水生植物だけの寄せ植えも変化があって楽しいものです。今年はぜひ一鉢、トライしてみてください。
姫睡蓮、フトイ、ちゃわん蓮、コウホネ、しらさぎかやつりなど。いずれも育てやすい品種です。
苗を植える鉢と培養土、植え込んだ鉢を沈める水鉢です。「睡蓮鉢」といった名前の大型の鉢を使うことが多いのですが、口の広い浅鉢や壷など、底穴のないものなら何でも利用できます。また、鉢は高い!という場合はプラスチックの衣装ケースを利用する方法も。
培養土は水生植物専用のものがベストですが、入手しにくければ一般の草花や野菜用の培養土で構いません。
養分の多い土がよいので、あらかじめ植え土に化成肥料を混ぜ込みます。
苗を入手したら水を切らさないように管理し、なるべく早く植え付けます。植付け方法は一般の植物と同じです。
苗のポットは小さなものが多いので、一回り大きな鉢に用意した培養土を使って植え込み、水鉢に入れます。
睡蓮とコウホネは浮葉植物で水面に葉が広がりますので、根元から水面までの深さが20cm くらい取れる、間口の広い水鉢を用意するとよいでしょう。間口が広いほど葉も花も増えますが、小さければ小さいなりにまとまります。直径が30cm以上のものであれば大丈夫です。こうした横に広がる植物に、フトイやシラサギカヤツリなどすっと上に伸びる植物を組み合わせて水鉢に入れるとバランスよくきれいです。
植え込み後はよく日のあたる場所で管理しましょう。
決して水を切らさないこと。小さな水鉢の場合は夏の間毎日水を足すくらいの世話が必要です。また、枯葉や花柄は水中で腐り、水がにごる原因になるのでこまめに取り除きます。水中に繁殖するアオミドロ(藻)や雑草も取り除くと芽先に日光が届き、よく成長してくれます。
6~8月頃まで花を咲かせる睡蓮は途中で肥料切れしてきますので、2ヶ月に1回くらい固形肥料を指で植え土に押し込んでおきます。
蕾などにアブラムシがつくことがありますが、水をかけて洗い流せば大丈夫です。
また、水鉢でメダカを飼うのも楽しみのひとつ。アブラムシやボウフラも食べてくれます。
冬越しもそのままで。水面が凍っても、水さえ切らさなければまた翌年芽を伸ばしてくれますよ。
公園の池などにある蓮や睡蓮は大型なので家庭では育てられませんが、ミニ水生植物ならベランダや玄関のちょっとしたスペースで楽しめます。ガラス容器に植え込んで涼しげに演出する方法もありますし、水生植物だけの寄せ植えも変化があって楽しいものです。今年はぜひ一鉢、トライしてみてください。
はじめての方にもおすすめの品種
姫睡蓮、フトイ、ちゃわん蓮、コウホネ、しらさぎかやつりなど。いずれも育てやすい品種です。
用意するもの
苗を植える鉢と培養土、植え込んだ鉢を沈める水鉢です。「睡蓮鉢」といった名前の大型の鉢を使うことが多いのですが、口の広い浅鉢や壷など、底穴のないものなら何でも利用できます。また、鉢は高い!という場合はプラスチックの衣装ケースを利用する方法も。
培養土は水生植物専用のものがベストですが、入手しにくければ一般の草花や野菜用の培養土で構いません。
養分の多い土がよいので、あらかじめ植え土に化成肥料を混ぜ込みます。
苗を入手したら水を切らさないように管理し、なるべく早く植え付けます。植付け方法は一般の植物と同じです。
苗のポットは小さなものが多いので、一回り大きな鉢に用意した培養土を使って植え込み、水鉢に入れます。
睡蓮とコウホネは浮葉植物で水面に葉が広がりますので、根元から水面までの深さが20cm くらい取れる、間口の広い水鉢を用意するとよいでしょう。間口が広いほど葉も花も増えますが、小さければ小さいなりにまとまります。直径が30cm以上のものであれば大丈夫です。こうした横に広がる植物に、フトイやシラサギカヤツリなどすっと上に伸びる植物を組み合わせて水鉢に入れるとバランスよくきれいです。
植え込み後はよく日のあたる場所で管理しましょう。
管理方法
決して水を切らさないこと。小さな水鉢の場合は夏の間毎日水を足すくらいの世話が必要です。また、枯葉や花柄は水中で腐り、水がにごる原因になるのでこまめに取り除きます。水中に繁殖するアオミドロ(藻)や雑草も取り除くと芽先に日光が届き、よく成長してくれます。
6~8月頃まで花を咲かせる睡蓮は途中で肥料切れしてきますので、2ヶ月に1回くらい固形肥料を指で植え土に押し込んでおきます。
蕾などにアブラムシがつくことがありますが、水をかけて洗い流せば大丈夫です。
また、水鉢でメダカを飼うのも楽しみのひとつ。アブラムシやボウフラも食べてくれます。
冬越しもそのままで。水面が凍っても、水さえ切らさなければまた翌年芽を伸ばしてくれますよ。