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最終更新日:2024/05/24

バラの植え方とお手入れ(モダンローズ)

植え場所


●午前中から3時間以上日のあたる場所が適します。


【露地植え】
元肥として堆肥、乾燥牛糞、骨粉等をバケツ1杯分用意します。
【鉢植え】
大苗で8号、新苗で6号以上の鉢を用意し、専用培養土か赤玉土6:腐葉土4の混合土で、肥料を混ぜずに植えます。



植え付け適期


●秋~春先です。


【ポット苗】
真夏を除き年中植え付けできます。
【根まき苗】
11月~2月下旬が適しています。



植え付け方法


●土が動くと新根が傷み、枯れる場合がありますので注意して扱います。


【ポット苗】
根をポットから抜き、根を広げて植えますが、春以降は根鉢の土を崩さずに植え付けてください。
【根まき苗】
根をよく広げて植え付けます。
【露地植え】
50cm四方の穴を掘り、肥料を混ぜた土を穴の半分まで戻し、根が直接肥料につかないよう掘り土を上に重て苗を植えます。
接木部分は地上に出し、支柱を立ててバケツ2杯分ほどたっぷり水遣りします。
【鉢植え】
植付け後、鉢底穴から水が流れ出るまでたっぷり水遣りをします。
固形肥料を月に1回置き肥し、10日に1回薄めた液肥を施します。
鉢植えは12~2月に植え替えます。



季節の病気と注意点


●春~秋


【うどん粉病】
うどん粉病に注意し、薬剤を週1回散布します。病気の枝葉は切り取って焼却します。
【アブラムシ】
こちらも発生するので、マラソン乳剤やスミチオンで駆除します。
【ハダニ】
発生したら、専用薬で駆除しましょう。
【その他の害虫】
バラゾウムシやチュウレンジバチなどの害虫も薬剤で駆除してください。

●6~10月


【黒点病】
黒点病がでますので、専用薬で月2回消毒し、病葉は焼却します。
同じ薬剤を使い続けると耐性がつきますので、異なる薬を交互にまくなどの工夫をします。
また、木酢液などの土壌改良剤を散布すると病虫害への抵抗力が高まります。

●夏


【乾燥】
乾燥に注意し、適宜水遣りをします。
また、夏の剪定として枝を軽く切り戻し、冬の半量の肥料を施します。
開花後の花がらは切り取ります。四季咲き種は夏も蕾をつけますが、夏の間は蕾を切り木を休ませると秋にまた良い花が咲きます。

●12~2月


【寒肥】
寒肥を施します。
根から30cmほど離れた場所を掘り、堆肥バケツ1杯、骨粉や油粕合計800gを入れて埋め戻します。

●1~2月


【剪定】
冬の剪定を行います。
古枝や枯れ枝を切り取り、翌年伸ばす外芽のすぐ上で、深めの剪定とします。



新苗と大苗


春に出回る接木1年苗が新苗、秋から出回る苗が大苗です。

どちらも植え付け後の春から蕾をつけますが、新苗は少なくとも数ヶ月は蕾を切り取り株を充実させるとよいでしょう。