栽培ガイド

最終更新日:2026/09/02

個性的なカラーリーフ!カラテア・マランタの育て方・楽しみ方



美しい模様と色彩豊かな葉を楽しむカラテアとマランタ。緑、白、銀、ピンク、紫などが描く葉模様は品種ごとに異なり、一鉢置くだけで室内を印象的に彩ります。

夜になると葉を立ち上げる「就眠運動」も大きな特徴。時間によって表情を変える、生き生きとした姿を楽しめる観葉植物です。

カラテアとマランタの違い



どちらも中南米の熱帯地域を原産とするクズウコン科の植物で、育て方はよく似ています。

◯カラテア

株元から葉柄を伸ばし、大きな葉を広げる品種が多く、存在感があります。葉の表面だけでなく、裏面が紫色になる品種もあります。

代表的な品種には、オルビフォリア、マコヤナ、メダリオン、ホワイトフュージョン、ロゼオピクタ、ランキフォリアなどがあります。

◯マランタ

茎が横へ伸び、やや這うように育ちます。棚や鉢スタンドに飾るほか、成長した株はハンギングにも向きます。

葉脈が赤く色づくレウコネウラ・エリトロネウラや、黒に近い葉模様が美しいケルコビアナなどがよく知られています。

カラテア・マランタの人気品種



葉の模様や色合いが品種ごとに大きく異なるのも、カラテアやマランタの魅力です。お気に入りの一鉢を選んで、個性的なカラーリーフを楽しみましょう。

◯カラテア・オルビフォリア

丸みのある大きな葉に、銀緑色と濃緑色のストライプが入る人気品種。明るく爽やかな印象で、一鉢置くだけでも室内を華やかに演出します。

◯カラテア・マコヤナ

淡い緑色の葉に、濃緑色の羽根のような模様が入ります。葉裏は赤紫色を帯び、表裏で異なる美しさを楽しめる、カラテアを代表する品種です。

◯カラテア・ドッティ

黒に近い深緑色の葉に、鮮やかなピンク色のラインが映える個性的な品種。シックで存在感があり、モダンなインテリアにもよく似合います。

◯マランタ・ファッシネータ

濃緑色の葉に赤い葉脈がくっきりと入り、中央には明るい模様が広がります。色彩のコントラストが美しく、華やかなカラーリーフとして人気です。

◯マランタ・レモンライム

濃緑色の葉に、ライムグリーンの葉脈と模様が入る爽やかな品種。明るい色合いながら落ち着きもあり、さまざまなインテリアになじみます。



置き場所



レースのカーテン越しのような、明るい日陰で育てます。強い直射日光に当てると葉焼けを起こしますが、暗すぎる場所では葉色や模様が薄くなります。

エアコンの風が直接当たる場所や、昼夜の温度差が大きい窓際は避けてください。ときどき鉢の向きを変えると、株姿が一方向へ偏りにくくなります。

水やり



春から秋は、土の表面が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。乾燥を嫌いますが、常に土がぬれた状態では根腐れしやすいため、受け皿にたまった水は捨てましょう。

冬は生育が緩やかになるので、水やりの回数を減らします。ただし、完全に乾かしきらないよう注意してください。

カラテアやマランタは水道水に含まれる成分の影響で、葉先が枯れることがあります。気になる場合は、くみ置きした水や浄水を利用します。

湿度を保つ



高い空中湿度を好むため、年間を通して葉水を与えると葉を美しく保てます。特に冷暖房を使用する室内では乾燥しやすいので、葉の表裏へ霧吹きをしてください。

複数の観葉植物を近くに置いたり、加湿器を利用したりするのも効果的です。ただし、風通しが悪い状態で葉をぬらしたままにすると、病気の原因になることがあります。

温度管理



寒さに弱いため、最低でも10℃以上、できれば15℃以上を保ちます。冬は窓ガラスの近くや床付近を避け、部屋の中央寄りへ移動させましょう。

暖かい季節に戸外へ出す場合も、直射日光と強風を避けた明るい日陰で管理します。

肥料



5~9月頃の生育期に、観葉植物用の液体肥料を薄めて月1~2回与えるか、緩効性肥料を規定量より控えめに施します。

肥料が多すぎると根を傷め、葉先が枯れる原因になるため、冬や株が弱っているときには与えません。

植え替え



根が鉢いっぱいになったら、5~7月頃に一回り大きな鉢へ植え替えます。観葉植物用培養土に軽石やパーライトを加え、水はけと通気性をよくすると育てやすくなります。

大きく育った株は、植え替え時に根を傷めないよう株分けできます。

葉に異変が出たら


葉が丸まる:水切れ、空気の乾燥、低温、強すぎる光が主な原因です。
葉先が茶色くなる:乾燥、水質、肥料の与えすぎなどが考えられます。
葉色が薄くなる:直射日光、暗すぎる場所、肥料不足などを確認します。
葉が黄色くなる:過湿による根傷みや低温に注意してください。
葉裏に細かな虫がつく:乾燥するとハダニが発生しやすいため、葉水を与え、早めに防除します。

傷んだ葉は元には戻らないため、清潔なハサミで葉柄の付け根から切り取ります。

美しい葉をインテリアに



葉模様が華やかなカラテアは、シンプルな鉢と合わせるだけで室内の主役になります。横へ広がるマランタは、棚やハンギングに飾ると個性的な草姿が引き立ちます。

乾燥と寒さを避け、やわらかな光と適度な湿度を保つことが、美しいカラーリーフを長く楽しむポイントです。

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