花色に富み、美しい花を咲かせるジャクマニー系クレマチスです。霞(かすみ)は群馬県前橋市生まれの品種、枝が2mほど伸びてから咲き始める遅咲き大輪系。フェンスやオベリスクに絡ませて咲かせるのに適しています。淡く優しい独特の色合いが特徴で、いろいろな花とコラボさせやすいのも魅力。バラの作時期にも合わせやすく、バラのそばに植えるのがおすすめです。花後の夏時期の剪定を、春から伸びた枝の半分くらいで行うと、秋に再び花を咲かせます。2番花もたくさん花をつけやすい品種です。秋冬の剪定は地際か地際から2節程度の強剪定にして冬越しさせます。交配親はマリーボワスロとマリア・コルネリア。両親が白花同士なのに、花が咲いたら色がついていたという、面白い出生経歴の品種です。関口雄二氏(花関口)作出。
お届けするクレマチス(苗)は5号(直径15cm)鉢植えです。
写真は開花時のイメージですが、お届けの際はまだ苗ですのでご了承ください。
タイプ | キンポウゲ科の耐寒性落葉多年草(つる性) |
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草丈 | 1~1.5m |
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花径 | 12~14cm |
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花色 | 淡ラベンダーかすり色 |
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剪定 | 強剪定 |
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開花期 | 6月~9月 |
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植付け適期 | 9月半ば~10月と2月~3月が最適、または4月~7月に。 |
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花のつき方 | 新枝咲き |
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栽培方法:
根が下に伸びますので、植えつけは5-6号(直径15-18cm)以上の深鉢を用いてください。
植えつけの際は根鉢をくずさないように深植え(地上部の1~2節が土に埋まるように)してください。後ろにトレリスを立て、つるを誘引してビニールタイなどで固定します。
施肥により花芽が形成されますので、立派な花を咲かせるためにはクレマチス専用肥料などを1~2ヶ月に1回与えます。
水遣りは鉢の表面が乾いたらたっぷりと与えます。クレマチスは水を好みますので、庭植えの場合も春~夏は最低週に一度は水遣りしてください。
また、剪定後は必ずクレマチスの専用肥料かリン、カリの多い有機肥料を施してください。
・花後の剪定:今年伸びた枝の半分を切ります。何本か枝があるときは、剪定の強弱で開花の時期が多少ずれるので、1つの株で長く楽しむことができます。剪定をしないと2番花、3番花の花付がわるくなりますので、必ず花後すぐに剪定してください。
・2月の剪定:しっかりした芽を残し、全体の4分の3を地際から強剪定します。
詳しくは
クレマチスの栽培方法をご覧ください。
<お届けする株につきまして>
★出葉時期にはできるだけ多く葉を残すようにしております。
葉に虫食いの跡(穴)の残っている葉をつけてお届けする場合もございますが、
事前に虫や病気のチェックの上お手配いたしておりますので予めご了承ください。
★性質上、つるの折れや裂けが生じやすい植物です。
出荷には十分注意いたしておりますが多少の折れはご容赦ください。
万一折れてしまっても脇芽や株元より新芽が出てきますし、芯の部分がつながっていましたらテープなどで補強していただければ再生いたします。
★冬季は「地上部がない状態」、もしくは「枯れた状態」でのお届けとなることがございます。
<花色について>
クレマチスは、肥料・日当り・温度などにより花色がかなり変化します。適肥・日当り・気温15~20度の条件下では鮮明な花色が出ます。