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最終更新日:2026/09/10
1年草・2年草・多年草・宿根草の違い

草花は、寿命や冬の越し方によって、1年草・2年草・多年草・宿根草などに分けられます。ただし、植物学上の分類と園芸で使われる呼び名が異なることもあり、少しわかりにくいものです。それぞれの特徴と違いを、わかりやすくご紹介します。
1年草(1年生草本 Annual Plants)
種から成長して花を咲かせ、種をつけて枯れるまでの期間が1年以内の植物です。
開花するまでの期間が短く、手頃に楽しめる品種です。
パンジー、コスモス、ヒマワリ、ニチニチソウ、マリーゴールド、ジニア、千日紅、ケイトウ、ネモフィラなどが代表的です。
ペチュニア、カリブラコア、ネメシア、オステオスペルマム、ペンタスなどは本来は多年草ですが、日本の暑さや寒さに耐えられず、流通上は1年草として扱われます。
2年草(2年生草本 Biennial Plants)
種をまいた年は主に葉や根を育て、翌年に花を咲かせて枯れる植物。発芽から枯死までが1年以上2年未満のものです。
1年草にほぼ準じた扱いで、花壇や鉢植えに使いやすい草花です。
ワスレナグサ、ルナリア、ウォールフラワー、ヒゲナデシコなどが代表的です。
また、冷涼地では数年育ち、分類上は多年草の植物でも、温暖な地域では寿命が短くなるために、園芸上は2年草として扱われる植物もあります。
ジギタリス、カンパニュラ・メディウム、ホリホック、バーバスカム、ルピナス、デルフィニウムなどがそうです。
多年草(多年生草本 Perennial Plants)
一度植えると、開花・結実にかかわらず何年にもわたって生育する植物の総称です。冬も葉を残す常緑性のものと、地上部が枯れるものがあります。
花壇や庭園の植栽に多用される品種群です。
常緑性の多年草は、ヒューケラ、アジュガ、ツルニチニチソウ、常緑性アガパンサス、ヤブラン、エリゲロン、宿根バーベナ、マーガレットなどで、特に公共庭園には欠かせない素材となっています。
宿根草
多年草のうち、寒さや暑さで地上部が枯れても、根が土の中で休眠し、適期になると再び芽を出す植物です。
庭づくりの際に、どの時期に地上部があるかはデザインの重要なポイントとなるため、「多年草」と「宿根草」を呼び分けます。
つまり、「宿根草」は、「季節により地上部が枯れる多年草」です。
ギボウシ、シュウメイギク、ガウラ、クリスマスローズ、エキナセア、アスチルベ、ゲラニウム、宿根サルビア、宿根フロックス、ルドベキア、グラス類などが代表的で、これらは冬に地上部がない状態となります。
また、サルビア、バーベナ、ベロニカなどは、同じ品種群であっても種類により「1年草・2年草・多年草」があります。個々の品種でご確認下さい。
毎年植え替えて季節の花を楽しむなら1年草、同じ株を育てながら毎年開花を楽しむなら多年草や宿根草がおすすめです。