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最終更新日:2025/03/25
ブルーベリーの栽培方法
土壌
植え付け
植えつけ適期は秋~春です。よく日のあたる場所で、酸性で有機質に富む湿った土壌を好みます。深さ30㎝ほどの植え穴をあけて植え込みます。ブルーベリーは乾燥に弱く根張りが浅いので、根元は敷き藁などで保護します。水切れに弱いので、特に夏場は水を切らさないように注意してください。
肥料
3、6、9月に、油粕や化成肥料を少なめに与えます。石灰質肥料は避けます。また、土壌のpH値が高くなると鉄分欠乏症(葉が黄色っぽくなり、縞模様が出る)が出るので、硫安(硫酸アンモニウム)を少量ずつ数回与えてください。
剪定・整枝
植えつけ後数年は強い剪定は避けます。株立ち樹形となるので、株が込み合ってきたら古い弱った枝を根元から切り取ります。樹高1m位になると枝が混み合うので古枝や小枝を剪定し、新梢も強いもの2、3本を残して取り除きます。
開花・結実
開花結実は挿し木1年苗で植えつけ3年目頃からとなります。花芽は春に伸びた新梢の先端につくので、新梢は切らないようにしましょう。4月に開花し落花後50~60日で収穫します。果実は濃紫色になりポロリと落ちる直前に1粒ずつつまんで収穫します。開花期間が長いので、収穫も1ヶ月近く楽しめます。開花から収穫終了までは特に水切れに注意します。実は鳥が好むので、収穫期には防鳥ネットを張ります。
受粉
品種により自家結実性(1株でも受粉結実する性質)があるものとないものがあります。ハイブッシュ系は自家結実性ですが、異品種を混植した方が沢山収穫できます。ラビットアイ系は自家結実しないので、異品種を2本以上植えて互いに受粉させます。虫媒受粉なので、開花時に殺虫剤をまかないようにします。昆虫の少ない場所では、人工授粉させると実つきがよくなります。病虫害はほどんどなく、無農薬で栽培できます。