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接木の匠・矢澤ナーセリーの接木樹木特集

茨城県で接木の花木を生産している矢澤ナーセリーさんは、非常に特殊で他の農場では接木できない樹種の接ぎ木苗を次々に発表している、知る人ぞ知る「接木樹木の匠」です。
取り扱う品種は、斑入り、カラーリーフ、枝垂れ、矮性、立ち性などの国内外の特殊で魅力的な品種ばかりで、「多品種・少量・高品質」をモットーに作る生産者さんです。

これらの樹種は、葉や樹姿が非常に美しく人気が高いのですが、優秀な親木の枝からの接木が活着しなかったり、活着率が非常に悪いため苗木が作れず、増殖できないものが多いのです。こうした、マニアやコレクターアイテムとしてしか流通していない品種を、多くの方が楽しめるように生産するのが矢澤ナーセリーです。

樹種毎にその来歴情報や性質を詳細に調べ、特性を把握し、接ぐ枝をとるタイミング、台木として何を用いどのように接ぐか、継いだ後の管理、といったことをきめ細かに研究・実践されています。作られた苗が何十年も健全に育つよう、台木の選び方や台木の生産にもこだわっています。その過程で国内だけでなく海外の研究者・生産者とも情報交換し、生産を進める様子は、まさにこの分野の研究者・探究者かつ匠。国内では伝統の技を持つ接木技術者が高齢化し伝承危機に瀕する状況の中、しっかりと技術を守りさらに発展させ続けている、希少な生産者さんです。

また、こうした樹木に関する情報発信も積極的にされています。しっかり作られた樹木について、その品種の由来やエピソードなどの知識も深めつつ、手元に置いて育てるのはとても楽しいものです。ぜひ、矢澤ナーセリーさんの数多くの魅力的な樹木の中から、ご自宅の庭にぴったりの品種を選び、育ててみてくださいね。

【動画はこちら】

　

■品種紹介

矢澤ナーセリーの樹木を樹種グループごとにご紹介します。時期により在庫が無い場合もありますが、ご希望の方は園芸ネット会員登録・ログインで「お知らせ登録」ができます。次回販売開始時にメールでお知らせしますので、ご活用ください。

「園芸品種」

「在来種」

「外国産種」

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（ここからは余談・コラム的に紹介）

矢澤ナーセリーオリジナルの「接木ナイフ」も販売

オーダーメイド接木・後継樹の育成活動
全国各地の天然記念物の樹木、伝承樹木、個人宅の記念樹などが老木になったり、伐採などで失われる危機に瀕した際、その枝を採り接木で新しい苗を作る活動もされています。ご希望の方はご相談いただけますので、お問合せ下さい。