アフリカ原産の熱帯スイレン。夏の暑い日差しの中、水面に顔を出し、涼し気に揺れるその姿は、まさに可憐な妖精です。暑さが大好きで、水温が40度になっても大丈夫。夏の暑い日差しの中、元気に涼しげな花を咲かせてくれます。従来の温帯(耐寒性)スイレンと比べ、たくさんの花を、しかも簡単に楽しむことができます。
この7号鉢入り(5号鉢植えを7号穴無し鉢に入れた形状の株)は、蕾がついた株での出荷なので、お手元に届いてすぐに花をお楽しみいただけます。上手に管理すれば1シーズンに30輪もの花を咲かせ、11月頃まで花を楽しめます。月に1回追肥するのがたくさん咲かせるコツです。
スターホワイトは、クリームがかった白の大輪に雄しべの黄色がアクセントになりよく目立ちます。花弁数がとても多くきれいに展開し星のように咲きます。
全体的にやや大柄で、斑点の無い明るい緑色の葉を広げます。 ショートリーフタイプで葉の向きが良く整います。
タイプ:スイレン科スイレン属の非耐寒性水生植物、浮葉性(葉を水面に浮かべる)植物
植付け:6月~7月
開花:7月~11月
日照:日向むき
栽培方法:
日当たりのよい場所で栽培します。外鉢(7号)に入っていますので、到着後、しばらくは、そのままお楽しみいただけますが、栽培用の鉢で小さめですので、できれば早いうちにより大きな外鉢に入れ替えてください。鉢は睡蓮鉢に限らず、充分な深さと口径の大きさがあれば、底穴の無いどのような器でも問題ありません。外鉢の容器の口径が大きいほど、花が大きくなる傾向があります。
容器の中にはたっぷりと水をためます。水鉢のサイズは直径40cmくらいから楽しめますが、広いスペースがあれば茎を伸ばして葉を直径1m以上に広げます。植え込み用土は一般的な培養土でも構いませんが、水生植物用に配合された土を利用すると成分が水に溶けることもなく手軽です。池なら鉢植えにして鉢を沈めます。
水を切らさないように管理し、月に一回固形の肥料を用土に押し込んで追肥してください。あとは古い汚れた葉を取り除くといった程度の管理で大丈夫です。
昼咲き性で夜は閉じます。
冬は水深30cm以上あれば大丈夫ですが、冬季0度以下になる場所での栽培の場合は塊茎を掘り密植して水を入れた小さな容器に移し、15℃位の室内で春まで保管します。冬季、水は決して切らさないように管理してください。
お届けするのは7号鉢入り(5号鉢植えを7号穴無し鉢に入れた形状)です。お届後、今期は植え替えずに花をお楽しみいただけます。葉がよく日に当たるよう、なるべく直径45cm以上の睡蓮鉢(その穴の無い水鉢、大きいタライなどでもOK)に入れ変えて管理してください。
写真は成長時(開花期時)のイメージです。