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最終更新日:2025/08/18

マルチシートのタイプと張り方(野菜の栽培用)

農業用マルチシートのタイプ
植えつけた苗の生育を助けるマルチシート(ポリマルチ)は、周囲の土の表面を覆うマルチング資材です。
マルチシートを貼ることにより、土壌水分を保持し、泥はねを防止して病気を防ぐ効果があります。
いくつかタイプがあるので、用途により使い分けましょう。

透明マルチ:光線を通して地温を上げる。地温確保効果は最も高いのですが、雑草抑制効果はありません。

黒マルチ:地温を上げ、雑草の生育を抑える。

シルバーストライプ黒色マルチ:地温を上げ、アブラムシやアザミウマなど害虫の飛来を抑制する。

シルバーマルチ:地温上昇を抑制し、アブラムシやアザミウマなど害虫の飛来を抑制する

白黒マルチ:地温上昇を抑制し、雑草を抑制する。

また、幅(95cm、135cm、150cmなど)や長さの異なるものや、苗が植えつけやすいようあらかじめ穴を開けてあるものなどがあります。用途に合わせて選んでください。
マルチフィルムを張る時は土が十分湿った状態の時が良いです。(出来れば雨が降った翌日)


マルチシートの貼り方
1.畝を作り、元肥を入れて平らにならします。
2.マルチシートを畝の上にピーンと張ります。土に湿り気があるときに張るのが理想的です。裾の周囲はシート押さえのピン(メーカーによりタイプがいろいろあります)で地面に止めます。
3.苗を植えつける場所に鋏やカッターなどで穴をあけ、苗を植えます。穴あけタイプのシートならこの作業は不要です。大きく育つ野菜は間隔を十分に開けて植えつけます。

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