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2月の球根のお手入れ


芽出し肥で元気な芽を出させましょう

2月の中旬を過ぎるとめっきり日差しが明るくなってきます。この春の気配をいち早く感じて根が動き始め、この時期に吸収した肥料で元気な芽を出します。
この後、生育期間中も効くように有機質、あるいは緩効性化成肥料を与えます。これが芽出し肥です。
芽はまだ出ていませんから、庭なら植えてある場所をよく確かめます。
肥料を入れるのは芽の出る際ではなく、広がった根の先です。見当をつけて周囲に何個所か穴をあけ、肥料を埋めます。油粕と骨粉半々にして1㎡当たり300~400g、化成肥料なら1㎡当たり200g程度です。たくさん植えてあって球根からの間隔を取れない場合は、粒状の緩効性化成肥料をあたり全面にばらまくという方法もあります。
鉢植えは鉢の縁に埋めます。化成肥料は固形か粒状かなどで施肥料が異なりますから、説明書に従って使用量を守りましょう。 

ついでに、土の表面を軽く耕すと効果的
芽出し肥を与えるときに穴を掘るついでに、軽く表面を耕し、かぶせていた腐葉土や堆肥があったらすき込んでおきましょう。通気性と排水性がよくなります。