栽培ガイド

最終更新日:2026/09/03

秋から始めるハーブ栽培―種まき・植えつけを楽しもう


暑さがやわらぎ、過ごしやすい日が増えてくる秋。夏の暑さで少し元気をなくしていたハーブも、涼しい風とともに再び生き生きと育ち始めます。

秋は、ハーブの種まきや苗の植えつけに適した季節です。気温が安定しているため水切れの心配が少なく、春に比べて害虫が発生しにくいのも魅力。秋にしっかり根を張らせれば、翌春から元気な成長や収穫を楽しめます。

ハーブには、春まきに適したもの、春と秋のどちらにもまけるもの、秋まきに向くものがあります。まずは、それぞれの性質に合った時期に始めてみましょう。

秋から育てるのがおすすめのハーブ



キャラウェイ、ラヴィッジ、ワームウッド

秋に種をまくと、冬までに根を張り、翌春から勢いよく成長します。寒冷地では幼苗が強い霜に傷むことがあるため、春まきにするか、軒下や室内の明るい場所で保護しましょう。

春・秋のどちらからでも育てられるハーブ



アンゼリカ、カモミール、キャットニップ、コリアンダー、スープセロリ、ソレル、ダンデライオン、チャービル、ディル、パセリ、ボリジ、ポットマリーゴールド、ルッコラ(ロケット)、マーシュなど。

これらは春と秋のどちらにも種をまけますが、暑さを苦手とする種類は秋まきがおすすめです。涼しい気候のなかで葉がやわらかく育ち、香りのよい状態で収穫できます。


春から育てるのがおすすめのハーブ



アニス、クレソン(ウォータークレス)、オレガノ、クミン、サマーセイボリー、スイートバジル、スイートマージョラム、セージ、タイム、タラゴン、チャイブ、ナスタチウム、ヒソップ、フェンネル、マスタード、ミント類、ラベンダー、ルー、ルバーブ、レモンバーム、ローズマリー、ワイルドストロベリーなど。

寒さが苦手なスイートバジルや、発芽・初期生育に暖かさが必要な種類は、気温が上がる春から始めると育てやすくなります。

たくさん収穫するなら種から育てよう



クレソン、マスタード、コリアンダー、スープセロリ、ソレル、チャービル、ディル、パセリ、マーシュ、ルッコラなどは、サラダや料理にたっぷり使いたいハーブです。種を数回に分けてまけば、収穫時期が重ならず、長く楽しめます。

一年草のハーブや、たくさん収穫したい種類は種からの栽培が経済的。すぐに収穫を始めたい場合や、ローズマリー、ラベンダーなど発芽や初期生育に時間がかかる種類は、苗から育てると手軽です。

発芽に適した温度や冬越しの環境を整えれば、標準的な時期以外から育てられるハーブもあります。ただし、初めて育てる場合は、それぞれの種まき適期に合わせるのが成功への近道です。秋の心地よい季節に、香り豊かなハーブのある暮らしを始めてみませんか。

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