栽培ガイド

最終更新日:2025/08/22

年間通して花が楽しめる!ワイルドフラワー・グレビレア


グレビレア(Grevillea)は、オーストラリア原産のヤマモガシ科の常緑低木・小高木です。種類が多く、細かな葉を茂らせたエキゾチックな姿が魅力です。独特な形の花を咲かせ、花の色も多彩で、赤、黄、ピンクなど鮮やかです。花はクルクルとカールした細い管状の形をしており、筆先やクモの足のような不思議な美しさ。花期が長く、品種を組み合わせれば周年お庭を彩ります。葉は細長く切れ込みのあるものや、シルバーがかったものなど品種によって異なり、花との対比が美しいです。全体的に軽やかでナチュラルな印象を与え、ワイルドフラワーの風情を楽しめる植物です。
乾燥や暑さに強く、ドライガーデンの植栽に適します。大きくならない品種が多いので管理しやすく、一般的な庭木や鉢植えとしても利用できます。排水性のよい土壌を好み、日当たりのよい場所でよく育ちます。剪定に強く、開花期が長いため観賞価値も高い植物です。

管理とお手入れのコツ:


日光を好むので、1日中日の当たる場所で管理します。
過湿は苦手です。ピートモスや腐葉土を混ぜた水はけの良い土に植えます。
庭植えは根付いたら水やり不要です。鉢植えは鉢土が乾いてからたっぷり水やりします。
肥料は控えめに。リン酸に弱い品種が多いです。
花後に剪定します。花が終わった部分を切り戻すと、再び花が咲きます。20~30cm程度切り戻すと良いでしょう。
強剪定は避け、若い枝を残します。
耐寒性は品種により異なり5度~0度位の品種が多いので、冬季は室内や霜よけで対策します。

開花期はいろいろ:


グレビレアの開花期は種類によって異なります。一般的に春から秋にかけて。周年開花するものも多いです。特に、2月から6月にかけて開花する品種が多く見られます。
開花期や花色別にご紹介します。組み合わせて使えば、年間を通して美しい花が楽しめます。


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