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パスタ:サンマルツァーノF1品種と桃太郎の比較

イタリア・Farmen社の料理用トマト・サンマルツァーノ交配品種と桃太郎とでトマトのパスタを作って比較してみました。
皮を湯むきし、大まかにきざんだ生のトマトをニンニク入りオリーブオイルで炒め、茹でたパスタと絡め、塩を振っただけの最も簡単な料理法です。

サンマルツァーノ交配品種は炒めても水っぽくならず、写真左上のように果肉がパスタによくからみます。味は甘味と深いコクがあり、酸味はほとんど感じません。イタリア南部でポピュラーなトマトのパスタの味そのものです。
桃太郎は写真右下のように水分が出ます。味は酸味が強く、あっさりとしたさわやかな風味です。
同じトマトでもまるで別の料理のように、異なる味になりました。
味はお好みですが、サンマルツァーノ交配品種はトマトだけでも濃厚な「うまみ」があることを実感できました。

↓サンマルツァーノF1品種↑
↓桃太郎↑