栽培ガイド

おもしろ野菜つくり

夏に向けての野菜栽培は楽しいですよね。植え付けから収穫までの期間が短いし、次々に長く収穫できる実もの野菜など、育てがいのあるものが多いです。
お子さんがいらっしゃるご家庭なら、夏休みの自由研究のネタにもなりますよね。
トマト、ナス、苦瓜などは定番だと思いますが、今年ぜひチャレンジしていただきたい、面白い品種をご紹介します。

○落花生
黄色いエニシダのような花がたくさん咲いて、その後花房が地面にもぐって落花生になります。初めて育てるととても不思議で、面白いですよ。掘りたての豆の風味は格別で、塩茹でがおすすめ。

○雲南百薬
ツルムラサキの中国版、といった感じでしょうか。とても丈夫な宿根性の野菜で、南の軒下に植えておくと壁面を覆って屋根に届くほどつるが伸びます。次々に出てくる葉を若いうちに摘み取って、おひたしや和え物、サラダ、天ぷらなどに。ぬめりがあって栄養たっぷりです。根が肥大した
ら、ヤマイモのようにすりおろしてとろろにすることもできます。
収穫をかねて、南側の窓の日よけに使う方もいらっしゃるそうですよ。

○アピオス
アンデスの健康野菜として話題になっています。滋養に富んだ小さな芋は、蒸して食べると素朴なおいしさ。地中に芋ができたら、秋から春先まで、必要なときに適宜掘りあげればよいので、管理が楽です。

○おいどん芋
サツマイモは畑や広い場所がないと栽培できない、というのが常識でしたが、このシリーズはプランターでも栽培できます。といっても野菜用の大型プランターですが。日当たりさえよければ、肥料も手間もかかりません。お子さんと一緒に、ぜひどうぞ。

○食用ホオズキ
前にもご紹介しましたが、とてもおいしくて、収穫期間が長くて、収量が多い、とおすすめポイントいっぱいの野菜(果物?)です。
ぜひお試しを!