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最終更新日:2025/03/31
ラベンダーの剪定時期と剪定方法
ラベンダー上手に育てれば数十年は生きる植物。適時な選定と手入れが大切です。
剪定を怠ると根元から葉が枯れ上がって見苦しい草姿になり、やがて枯れてしまうので、必ず行いましょう。
フレンチラベンダー(ストエカスラベンダー Lavandula stoechas)
① 花後の剪定(5月~7月)
最初の開花が終わったら、すぐに剪定すると再び花を楽しめます。花がらをこまめに摘むことで、次の開花を促します。
咲き終わった花茎のすぐ下の葉の付け根を切ります。枝分かれした部分で切ると、新しい芽が出やすくなります。
② 秋の剪定(9月~10月)
冬越しの準備として、形を整える軽い剪定を行います。強い剪定は避け、茎の1/3程度を切り詰める程度にしましょう。
伸びすぎた枝を切りますが、木質化した部分(下の茶色い部分)は切らないように。切ると新芽が出にくくなります。
③数年に1度、木質化した枝を更新剪定
一度に切ると弱るので、少しずつ行います。
イングリッシュ系ラベンダー(イングリッシュラベンダー、ラバンデュラ・アングスティフォリア))
① 花後の剪定(6~7月)
花が咲き終わった直後に行います。2番花の開花を促し、株の形を整え、風通しを良くします。
花穂(花が咲いた茎)のすぐ下でカットします。枝の下部にある新芽のある部分は残します。
剪定後は追肥を行うと回復が早くなります。
② 秋の剪定(9月~10月)
株の老化防止と翌年の成長促進のため、強剪定します。
木質化していない部分を1/3~1/2ほどカットし、株の形をドーム状に整えます。
木質化した部分を切りすぎると枯れてしまうので注意します。
また、霜の降りる前は避けてください。
③ 春の剪定(3~4月)
必要に応じて、冬越し後の傷んだ枝や徒長枝を整えるように剪定します。