栽培ガイド

秋から育てるハーブ

9月に入り、秋らしい気候になってきました。街には、早くもブーツを身につけた女性の姿も見られます。植物たちも、秋もようになる季節。
日本の夏で弱り気味だったハーブたちも、そろそろ元気をとりもどすころでしょうか。
種まきをしたり、苗を植えつけたりするのに、ちょうどよい時期です。

ハーブは、春か秋のどちらかにまくほうがよいもの、春か秋どちらでもまくことができるものがありますが、ほとんどは、発芽温度さえ管理してあげればいつでも種をまいて栽培できます。

<春がおすすめ>
アニス、ウォータークレス(クレソン)、オレガノ、クミン、サマー・セイヴォリー、スイートバジル、スイート・マージョラム、セージ、タイム、タラゴン、チャイブス、ナスタチューム、ヒソップ、フェンネル、マスタード、ミント類、ラベンダー、ルー、ルバーブ、レモンバーム、ローズマリー、ワイルド・ストロベリーなど

<春・秋どちらでも>
アンゼリカ、カモミール、キャットニップ、コリアンダー、スープ・セロリ、ソレル、ダンデライオン、チャービル、ディル、パセリ、ボリジ、ポットマリーゴールド、ルッコラ(ロケット)、マーシュ など

<秋がおすすめ>
キャラウェイ、ラヴィッジ、ワームウッド など

主なハーブの種まきの時期をまとめてみると以上のようになりますが、ワイルド・ストロベリー、スイートバジルなどを除いて、発芽温度と生育温度を管理すれば、いつでも栽培を始めることができます。

ウォータークレス、マスタード、コリアンダー、スープ・セロリ、ソレル、チャービル、ディル、パセリ、マーシュ、ルッコラなどは、種をまいてたくさんの株を育てて、どんどんサラダなどのお料理に使いたいハーブ。一年草のハーブや、たくさん収穫したいハーブは、種からの栽培がオススメです。