栽培ガイド

最終更新日:2025/03/28

サントリーフラワーズのバーベナ・タピアンで雑草防止



グランドカバーや雑草対策に最適な、バーベナ・タピアン!

サントリーフラワーズのバーベナ、タピアン。
高い成長力で雑草に先駆けて咲き広がり、一面を美しく彩り、雑草防止に最適です。
鉢植えで楽しむほか、グランドカバーやお庭の景観づくりに利用されるリピーターが増えています。
夏の暑さに強く、寒冷地を除き、地植えのまま冬越し可能な多年草です。
1平方メートルに4~6株を植えれば、ワンシーズンで地面を被覆するほどの成長力があります。

タピアンを使った美しい景観づくり






雑草を上回る高い成長力。畑や花壇、畝周りの雑草繁茂を抑えます。
雑草種子の発芽、生長を上回る成長力で、占有していきます。

※タピアン無し
雑草が一斉に生長しトマトの株周りにも大量に繁茂。


※タピアンあり
「タピアン」が地上部を占有。雑草へ光を与えず、繁茂を許しません。




花色

カラフルな4色。単色でも、数色を混植しても育てられます。


パープリッシュホワイト 優しい花色が人気。枝が良く伸びグランドカバーに最適。


バイオレット 濃い紫の花房。秀逸な株張り。


ローズ 鮮やかな赤紅色。開花が早くコンパクトにまとまる。


ラベンダー 優しい赤紫色。開花が早くコンパクト。




育て方


地植え(防草対策・グランドカバー)


<植え付け>
1平米に4~6株を用意します。土を良く耕し、市販の培養土や元越えを混ぜて準備します。植え付け後はたっぷりと水やりします。土に根がついた後は基本的に水やり不用です。

<摘芯(ピンチ)>
摘芯不要です。株をリフレッシュしたい場合は、株元と伸びた先端の間にスコップを挿して茎を切れば、ピンチと同様の効果が得られます。

<肥料(追肥)>
植え付け時に土に含まれていた肥料は、徐々に効き目がなくなっていきます。花をたくさん咲かせるために、追肥として肥料を定期的に与えます。粒状の固形肥料をまくか、液肥を週に一回程度与えます。

<冬越し>
温暖な地域なら冬越し可能です。最低気温が氷点下になると枯れたように見えますが、春に暖かくなると新芽が出ます。冬は手入れ不要です。新芽が出たら施肥を再開します。



鉢植えの場合



<植え付け>
直径30cmの鉢に1~3株、長さ65cmプランターに2~3株が植え付け目安です。市販の培養土を使用し、植え付け後はたっぷりと水やりします。

<置き場所>
日当たりの良い屋外で管理してください。

<水やり>
鉢土が乾いたらたっぷり水を与えます。花や葉に直接水をかけると蒸れや病気の原因になるので、株元から水やりします。

<肥料>
植込み時には直径30cmのプランターに置き肥として元肥を5粒混ぜます。
追肥は植え込み後1週間経ってから、市販の液肥を週1~2回のペースで定期的に欠かさず与えます。

<摘芯>
植え込み2~3週間後に最初のピンチ(枝先摘み)をします。
間延びした枝先を軽く刈り込みます。鉢の外に延びた枝を鉢のまわりに沿って刈り込むのが目安です。
ピンチにより分枝が促進されて枝数が増え、花芽を沢山付けます。
株元に葉があることを確認してから行ってください。葉のつけ根から新しい芽が出ます。
ピンチ後は水やり・肥料やりをきちんと行い、病害虫に注意すればOK。

<満開時>
植え込み後 約1か月半で満開になるので、「花殻摘み」を開始します。
咲き終わった花をこまめに摘み取ります。

<切戻し>
植え込み後約2ヶ月半が目安。株元の花が寂しくなってきたら、株元から15cmを残して、大胆に切り戻します。
必ず株元に葉があることを確認したうえで行ってください。
切り戻し後、追肥として元肥を5粒置きましょう。
再び枝が伸び、花が咲くまで待ちます。水やり・肥料やりを継続し、特に肥料は切らさずにきちんとあげましょう。

<再び満開>
切り戻し後 約1ヶ月半で再び満開になります。
しばらくしてまた株元に花数が少なくなったり過繁茂になったら、切り戻してください。秋までお楽しみいただけます。

<冬越し>
関東以西の温暖な地域では冬越し可能です。
秋に花が終ったら短く刈り込み、霜にあたらない日当りの良い場所で管理してください。
水やり回数を減らし、肥料は必要ありません。
春に暖かくなると新芽がでてきます。
新芽が吹いたら一回り大き目の鉢に植え替え、元肥をほどこしてください。






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