花は深みのある赤紫色。
枝の充実具合や光の当たり具合によっては赤味を強く感じたり、ピンクを強く感じたりし、グラデーションが美しい。
強い光の下でも色あせしにくく、見栄えの良い花色です。
個性的なチューリップ咲で、上向き~やや横向きに咲きます。
はじめに伸びた枝の先端に花を咲かせた後は、下から側枝をどんどん伸ばし、そこにも次々に花を咲かせていきます。
多花性で、連続開花性に優れます。切り花としても楽しめます。
枝の伸びは控えめで、コンパクトにまとまります。
分類としては半つる性ですが、枝の伸びが良い木立性としても良いような性質です。
鉢植えでも庭植えでも楽しめますが、アーチや大きいフェンスには向かないので、狭い場所でコンパクトに仕立てたい品種。
及川フラグリーンさんのオリジナル品種。
★品種登録出願番号:第35657号
タイプ | キンポウゲ科の耐寒性落葉多年草(半つる性) |
---|
草丈 | 0.3~0.6m |
---|
花径 | 4~6cm |
---|
開花期 | 5~10月 |
---|
植付け適期 | 9月半ば~10月と2月~3月が最適、または4月~7月に |
---|
花のつき方 | 新枝咲き(前年の旧枝は株近くまで枯れ、土中または地上部付近に残った枝から新枝10節以上伸ばして開花) |
---|
剪定 | 強剪定 |
---|
・花後の剪定 | 花後にできるだけ直ぐに、株全体の半分くらいの位置で剪定。 |
---|
・2月の剪定 | 充実した芽をのこし、地際近くから剪定。 |
---|
栽培方法:
根が下に伸びますので、植えつけは5号(直径15cm)以上の深鉢を用いてください。植えつけの際は根鉢をくずさないように深植え(地上部の1~2節が土に埋まるように)してください。後ろにトレリスを立て、つるを誘引してビニールタイなどで固定します。施肥により花芽が形成されますので、立派な花を咲かせるためにはクレマチス専用肥料などを1~2ヶ月に1回与えます。水遣りは鉢の表面が乾いたらたっぷりと与えます。クレマチスは水を好みますので、庭植えの場合も春~夏は最低週に一度は水遣りしてください。
詳しくは
クレマチスの栽培方法をご覧ください。
<お届けする株について>
★株の生育のため、虫食い跡(穴)のある葉は切らずにお届けする場合があります。
★クレマチスはつるが折れやすい植物です。多少の折れはご容赦ください。折れた箇所の脇や株元から新芽が出ます。
また、芯がつながっていればその先は生きています。テープで補強すれば再生します。
★冬季は地上部がない状態か、枯れた状態でのお届けとなります。
<花色について>
クレマチスは、肥料・日当り・温度などにより花色がかなり変化します。適肥・日当り・気温15~20度の条件下では鮮明な花色が出ます。
下記の写真は一例です。お届けをするのは1ポットです。