山茶花(サザンカ)はツバキ科の常緑広葉樹。寒椿とたいへんよく似ていますが、開花期で区別され、サザンカは秋から冬にかけて開花します。童謡「たきび」にも謡われ、身近に愛される花です。庭園、景観樹、花木、生垣として幅広く利用されています。剪定に強く、枝がよく横に出るのが特徴です。
この品種は、コンペ交じりの独特な三光斑入りの品種です。紅花で3色葉との対比がとても美しいです。
タイプ | ツバキ科の耐寒性常緑広葉樹 |
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樹高 | 2~3m |
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開花期 | 12~4月 |
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植栽適地 | 東北地方以南 |
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日照 | 日向または半日陰むき |
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栽培方法:
日当たり、水はけのよい場所に植えてください。やや酸性の土壌を好むので、植え付けの際にはピートモスや腐葉土を2~3割混ぜて植えてください。
常緑広葉樹のなかでは耐寒性・耐暑性ともに優れています。
剪定は花後すぐ、3~4月に行います。花が咲いた枝は葉を2~3枚残して切り詰めて、枝数が多いときは枝抜きをして通風、採光をよくします。夏に花芽が分化するので、夏以降に剪定すると翌年花がつかなくなります。
肥料は2~3月に寒肥として油粕や骨粉を、9~10月に追肥として緩効性化成肥料を根元にほどこしてください。
4月と7月にチャドクガなどの食害を受けることもあります。殺虫剤で駆除してください。
移植は2~4月または9~10月が適期です。6月頃に挿し木でふやします。
お届けする苗は3号(直径9cm)ポット入りです。樹高については多少変動します。
※写真は成長・開花時のイメージです。表示の開花期より早く開花終了となる場合があり、お届け時期により花後となる場合があります。
※苗木のため本年度はまだ花が少ないか、あるいは翌年以降の開花となります。