ゴールデンパパイヤは実のなりはじめから果皮が黄色く色づく珍しい品種。美しい実は観賞用にもおすすめです。わい性なので鉢栽培で管理しやすく、両性なので1本で実がつきます。
パパイヤは南国のフルーツですが、沖縄では野菜としてもよく利用されます。熟す前のパパイヤの実に含まれる「パパイン酵素」は、体の中の余分なたんぱく質や脂肪を分解し除去する働きがり、健康野菜として注目されています。さらに、お肉と一緒に料理すると、酵素の働きで肉を柔らかくしてくれます。また、ビタミンも豊富で、不足しがちな栄養のバランスを整え、新陳代謝を促してお肌を美しくするなど、健康フルーツ野菜としても注目されています。
タイプ | 半木本状の常緑小高木 |
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植付け時期 | 暖地5月中旬~7月下旬 寒地6月上旬~7月下旬 |
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耐寒性 | 10度まで(生育適温は18~30度) |
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収穫時期 | 9月下旬~11月上旬頃 |
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草丈 | 約200cm |
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日照 | 日向むき |
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栽培方法:
成長が早いので、お届け後はすぐに8~10号の大きめの鉢に植え替えてください。腐葉土や堆肥などの有機肥料を混ぜた培養土に植え込みます。露地に植える場合はうね幅2m、株間2.5mで定植し、なるべく高うね(約30cm)にします。肥沃な粘土質の土を好みます。過湿に弱く、水が停滞する場所では根が腐りますので、なるべく排水の良い状態にしてください。
春から秋は戸外の強い風のあたらない日当たりのよい場所で育ててください。多肥を好み、よく生育しますので、春から秋は2週間に1度、1000倍に薄めた液体肥料を施します。冬の間は成長が鈍りますので肥料は控えます。また、冬季の水のやりすぎは根を腐らせるのでかなりひかえてください。
寒さに弱く、10度以下になると成長が止まります。中国地方以北では鉢植えにして冬は日当たりのよい室内に置き、春になって夜間の温度が10度以上となったら戸外に出してください。あるいは、温室栽培としてください。
今年植えていただくと、来年の1月頃には花がつき、結実しはじめます。
戸外で10度以下の環境に長く置いたり、あるいは冬の寒風にあてると枯れてしまうので、ご注意ください。
成長が早いので、伸びすぎた場合は先端を切りわき芽を伸ばしてください。
3-3.5号ポット入りの苗です。結実開始までには3~4年程度かかります。お届け時の樹高は約10cm程度ですが、成長が早いためお届け時期により多少前後することがあります。写真は成長・結実時のイメージです。