栽培ガイド

最終更新日:2024/05/10

リース型プランターの植え込み方



パンジーやビオラの苗を使って、かわいいリースを作ってみませんか?秋から冬、春まで可憐に咲き続けます。クリスマスシーズンにもぴったり!リース型プランターを使った手軽な作り方をご紹介します。

用意するもの


メッシュプランターラウンド(麻布つき)・培養土・ビニール(水抜き穴を複数個所あけたもの)・水ゴケかグリーンモス(装飾用)・植物の苗

植えつける植物の量の目安


  • 直径40cmのリングで3号ポット苗約10株
  • 直径35cmのリングで3号ポット苗約8株
  • 直径30cmのリングで3号ポット苗約6株


リースに適した植物


小輪系パンジーやビオラ。一緒にアイビー、ハツユキカズラ、リシマキア、シロタエギク、スイートアリッサム、ブルーデージーなど、花が小型で草丈が高く伸びないものを植えてもすてきです。
アイビーやハツユキカズラは1ポットに2~3本の苗が植えてあることがありますので、その場合は1本ずつ分けて使います。

作り方


  1. 苗の配置を考えて円形に並べ、デザインを決めます。
  2. リース型プランターの中に麻のライナーを敷き(予め敷いてあるものはそのままで)、その上にビニール(水抜きの穴をあけて)を敷いて培養土を少し入れます。
  3. 苗をポットから抜き、根の周囲の固い土を少しとり除き、軽く根をほぐします。植物同士のバランスを見ながらリース型プランターの中に配置し、培養土を足しながら株元を手で押さえるように植えていきます。植えつけるスペースは狭いのですが、ここでしっかり培養土を入れるのが上手に作るコツです。
  4. 全て植え終わったら、乾燥を防ぐために植えつけた苗の周囲に水ゴケまたはグリーンモスを敷き、たっぷり水を与えます。


※植え込み直後は草姿が少し乱れますが、次第に落ち着いてきます。1週間ぐらい風のあたらない半日陰で養生してから、日当たりのよい場所に飾りましょう。水遣りの際に液肥を規定倍率にうすめて与えると、次々に花を咲かせます。

※リース型プランターを用いない場合は、チキンネット(ビニール亀甲網)などをカットして円形に形作り、水ゴケを敷いて使うこともできます。