栽培ガイド

野菜:里芋(サトイモ)類の栽培方法

植え時期
14月中旬~5月
収穫時期
10月~11月にかけて

栽培方法

  1. 畑の準備として、石灰を施し、株間に肥料を施用します。
  2. 4月中旬~5月下旬にかけて、株間40cm位で10cm程度の深さの穴を掘り、芽を上にして植えつけ覆土します。
  3. 敷きワラや黒マルチをすることにより、乾燥防止、保温効果、除草効果が得られます。
  4. 追肥は6月中旬に1回目を、2回目を7月上旬~中旬にそれぞれ土寄せを兼ねて行います。
  5. 収穫は10月~11月にかけて行い、掘り取ったものは温度差の少ない暖かな場所で保管します(*長期保存する場合はダンボール箱に入れ、モミ殻等を入れます。時々、少量の水分を霧吹きで補充します)。


調理の仕方

大野イモ

子イモを食べます。 福井県大野市に伝わる秘伝の里イモです。子イモの肉質が締まっていて、やみつきになるおいしさです。

煮崩れしないので子イモを薄皮を剥いて、煮っ転がす調理方法でよりおいしく召し上がれます。

愛知早生サトイモ

子イモを食べます。イモは長卵形で作型は早生の人気品種。おでん、煮物でお召し上がりください。

唐のイモ

ズイキ(茎)・子イモ・親イモを食べます。親イモは粘質で味わい深い。市場では、土寄せで等で曲げて育てたものがエビイモとして市場に出回っています。

ズイキ(茎柄)は薄皮をむき、水につけてさらしてから、酢で味付けし茹でてお召し上がりください。また、薄皮をむいて乾燥させたものを水でもどしたものを、汁の具や和え物に利用できます。

タケノコイモ

親イモの形状がタケノコに似ていることからこのように呼ばれます。正式には京イモのこと。 親イモと子イモを食べますが、特に親イモが喜ばれ、ホクホクとした食感で煮物に最適です。