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変化アサガオの育て方

ヒルガオ科サツマイモ属の非耐寒性一年草(学名:Ipomoea nil)。生育適温は20~30℃で、陽当たりを好みます。お手元に届いたら、すぐに箱から取り出して用土の乾きを確認してください。乾燥している場合は水やりし、戸外に出して管理してください。室内に置くと徒長して弱ります。
お届けのポットは育苗用ですので、なるべく早く大きな鉢に植え替えましょう。木立性と台咲牡丹の各系統(商品ID:49431、49433~49435)は5~6号鉢に1株、大輪咲の系統(商品ID:49432)は7~8号鉢に1株が目安です。
培養土は、通気性が十分で保水性がある粗めのものが適しています。鉢底土は必ず入れます。スリットポットで育苗してありますので、根鉢は崩さないでそのまま植えてください。十分にかん水して、すぐ陽当たりに置きます。順調なら数日で根付きます。
水やりは、他の草花と同様、表面が乾いたら容器の底から流れ出るまでたっぷりします。気温が高くなる時期と重なるので、大きくなるにしたがって培養土の乾きが想像以上に早くなります。水切れには十分注意してください。
肥料は、根付いて生長をはじめたことを確認してから与えます。固形肥料の場合は、説明をよく読んで一般的な草花よりも2割くらい多めに与えます。液肥の場合は、生長の様子を見ながら、規定の倍率に薄めたものを1週間に1~2回施します。
台咲牡丹の各系統と大輪咲の系統はツルが2m以上に伸びるので、巻き付くための支柱やネットが必要です。ツル先を摘心して、数本のつるを伸ばすこともできます。木立性はツルにはなりませんが、50cmくらいまでは伸びますので、大きくなってきたら倒れないように支柱を添えてください。木立性は、摘心の必要はありません。
アサガオは短日植物です。夜、室内の照明が漏れる場所、庭の照明や街灯で明るい場所に置くと、葉ばかり茂って花が咲かないことがあります。夜は照明の当たらない場所に置いてください。
栽培環境が合っていれば、それほど深刻な病害虫はありませんが、雨が少ない年や、乾燥しているベランダなどでは、ハダニやコナジラミがつくことがあります。かん水のときに、葉の上から株全体に水をまくと予防になります。葉を食べるバッタやイモムシは、見つけ次第捕殺しましょう。