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エコゼオライトの画期的特徴


特徴





石灰とはここが違う!


酸性土壌を改良する際、消石灰や苦土石灰がよく用いられます。これは、石灰が持つアルカリ(OH
- イオン)により土壌中の酸(H
+ イオン)を中和する(OH
- +H
+ →h
2 O水)性質を利用したものですが、石灰のやりすぎにより、アルカリ(OH
- イオン)が過剰になってしまい、植物が枯れてしまうことがあります。(過剰中和)

ECOゼオライトは自分が持つカルシウム(Ca^(2)+)などの陽イオンを放出して、酸(H
+ イオン)を取り込むといった陽イオン交換能力を持っており、この性質によって土中の酸(H
+ イオン)を低減し、土壌を中性に保持する働きがあります。このため、ECOゼオライトを過剰に添加してもアルカリ(OH
- イオン)が増えることはなく中性が保持され、植物の枯れはありません。


炭とはここが違う!

炭もECOゼオライトもたくさんの細かい孔を持っており、いろいろな分子レベルの細かい物質をその孔に保持する能力があるという点では同じですが、ECOゼオライトは炭に比べて、チッソやカリを保持する能力が優れています。従って、肥料成分であるチッソやカリを流失させることなく、これらの成分を徐々に植物に供給できる点で炭よりも優れています。


天然ゼオライトとはここが違う!


天然ゼオライトは、CEC値(陽イオン交換容量)が50~170meq/100grと言われており、また、一定の数値で安定したものがありません。

ECOゼオライトは、CEC値がその3倍近い180~400meq/100grあり、その数値は安定して作ることが可能です。

山から掘り出してくる天然ゼオライトとは違い、埋め立てにまわる石炭灰を加工したリサイクル資源であるECOゼオライトは、循環型社会の構築に寄与しています。


環境調和型だからここが違う!


植物は必ず水と肥料を与えて育てますが、肥料が植物に吸収されず、またその土に留まらず水とともに流れてしまうと、それは地下水から川や海に流れアオコや赤潮などの発生の原因となっています。

これも自然のバランスを壊す環境破壊ですが、ECOゼオライトはそのCECの能力により肥料分を流失させることなく、徐々に植物に供給することができるため、環境に対しても、植物に対しても、やさしい素材といえます。また、農薬や重金属をも吸着する能力は、同じく土壌・水質の汚染を防ぐ働きがあります。

ECOゼオライト使用効果


ミニトマト





ECOゼオライト
ミニトマト
無処理
ミニトマト
ECOゼオライト
ピーマン
無処理
ピーマン
ECOゼオライト
ナス
無処理
ナス
2005.08.22 700g 295g 300g 25g 250g 150g



キャベツ



2007/10/10
元々虫に喰われてしまっているキャベツを植えてみました。白いプランターがECOゼオライト入りです。

07/10/30
20日後にして…両方とも葉っぱが無くなる程、虫の餌食になってしまいました…。

07/11/18
しかし!ECOゼオライト入りのキャベツはしっかりと復活!!無添加のキャベツは消えてなくなってしまいました。






08/5/21
ここまで大きなキャベツに成長しました。お味の方は…とても甘くてみずみずしくおいしかったです。





㈱湘南カントリークラブ(神奈川県茅ヶ崎市赤羽根4123)にて、重田コース管理課長御了承のもと、実験を行いました。有機化成肥料は有機を50%以上使用しているので、水ですぐに溶けます。エコゼオライト混合なので、肥料成分を水で流さずしっかりと根に吸収させ、河川の汚染を防ぎます。エコゼオライトは火力発電所から出る石炭灰をリサイクルしてできる新しいタイプの生態系支援材です。



使用方法



300gシリーズにはすべてスプーンが入っていますので、簡単に計量できます。土に混ぜる目安は18cm鉢に約1~2杯です。すでに植付けてある植物にはまくだけでも効果があります。


畑には


5kgの場合、古い土には約3~4坪に丁寧に混ぜ込んで下さい。まくだけなら約8~10坪に使用できます。


*ECOゼオライトシリーズは基本的にやり過ぎはありませんが、一度に大量に使用すると、ゼオライト特有の吸着反応を起こし、土中の肥料成分を一度吸着します。その後、植物の根の要求に応じて吸着した肥料成分を与え始めます。ECOゼオライトは肥料ではありませんので、肥料を使用して下さい。