栽培ガイド

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心地よい庭をつくろう~bySOYプラン越智さん~

今年の春は気候の変化が激しいように感じます。
でもあちこちで、木々の新芽が芽吹いて爽やかな緑が目にしみる季節がやってきました!
そして昨年よりすこし長く楽しめた桜の花が終わる頃、東京近辺では、ジューンベリーの花が満開となりました。

前回、玄関周りについて述べましたが、その続編です。
門扉から玄関周りまで既に作られている場合は、素焼きのポットや木製プランター等をおいて工夫してみてください。

幅1mくらいのタイルやコンクリートでアプローチが直線で作られているけれど、工事をしてでも変化をつけたいという場合は、そのアプローチを50cm~60cm四方大に左右2箇所機械で削り、下の土が見えるところまで掘ります。出てきた瓦礫をきれいに取り除き、あたらしい土をいれるとアプローチが直線でなくなり、植物を植えるスペースができます。
アプローチがS字に近い形になりやさしい雰囲気になります。

ポットをおく場合、玄関の広さはまちまちなので一概には言えませんが、なるべく大きいポットをお薦めします。大きいとたっぷり土が入るので、一度水遣りをすると、そう簡単には№B管理が楽になります。

1つしか置けない場合は、背の高い植物と匍匐性の植物を組み合わせて、形に変化をもたせます。日陰を好むなど性質が同じ植物を選んでください。
いくつかのポットを組合わせるときは、その空間全体を演出すると考えて、色、素材は同じで高さや大きさに変化をつけて組合わせるとやりやすいでしょう。
花だらけ、というのではなく、色の濃淡、葉の大きさ、葉の質感の違うたくさんの緑の中に、1つ花の美しい鉢があるというのが、玄関を美しく見せるコツです。

さきほどの管理と言う面では、園芸ネットで販売されているルーフソイルが向いています。水遣りも忘れてしまうくらい忙しい生活の
なかで、保水性に優れ、有機質の土なので植物が順調に生長し、水はけもよく、根腐れがありませんので、手入れがしやすいです。
夏でもいちどたっぷり水やりをすると、5、6日水やりしなくても大丈夫でした。(そのときの気象条件にもよりますが)草花はもちろん、
ミニトマトなどもすくすくと育ちました。

工夫次第で、可能性はどんどん広がっていくので、諦めず取り組んでみてくださいね。