ウメ（梅）3種受粉樹セット：南高(ナンコウ)・白加賀(シロカガ)・稲積(イナズミ)

梅干、梅酒用に最適な梅の苗木3種をセットにしました。梅は相性のよい品種を組み合わせて互いに受粉させるとよく実が付きますので、受粉に適した品種の組み合わせとなっています。

セット内容：
梅苗木：南高
梅苗木：白加賀
梅苗木：稲積　各1本

南高は実が大きく紀州の梅として有名で梅干用品種として優れています。品質良好で豊産性ですが、自家結実性が高くないので、他の品種を一緒に植えて受粉させます。

白加賀は古くからある品種で、花色は白。果色は淡緑黄色。実が大きく、主に梅干用に栽培されるほか梅酒、梅ジャムなどにも利用できます。花粉が少ないので、近くに異なる品種を植えたほうが収量が増えます。

稲積は富山県で生まれた耐寒性の強い梅干用品種。花粉が多いので、ほかの梅の受粉樹として利用され、自家結実性が高く豊産性です。

タイプ：バラ科サクラ属の耐寒性落葉中高木
樹高：2.5～3m
栽培適地：熊本地方から青森地方あたりまで
植え付け最適期：12月～3月
（ポット植えの苗の場合は真夏をのぞきほぼ年間を通して植え付け可能です）
日照：日向むき

栽培方法：
日当たり良く風のあまり当たらない庭が向きます。梅には実梅(実を収穫する）と花梅（鑑賞用で、実は利用できない）があります。殆どの品種は自家結実性がないので、実梅種を2品種以上、一緒に植えるのがコツです。
植えつけの翌春、伸びてきた枝の3本を残して主枝として形よく広げ、他の枝は剪定します。翌冬にはこの主枝3本を3分の１ほど切り取り、主枝から出た横向きの枝を伸ばします。これを3年ほど繰り返して、形良く扇形に広がった樹形を作ります。
その後はこれらの枝から伸びる短中果枝に実をならせます。実付きをよくするためには、開花期に人口受粉します。庭植えの場合は摘果する必要はありませんが、樹勢が弱っている場合や実のつきかたにむらがある場合は4月下旬頃に摘果して実数を調整します。
栄養不足になると落果しやすいので、花後の4月半ば～5月、収穫後の7月はじめ、12月に根元に肥料を施します。
梅の実に黒い斑点がつく黒星病が出ることがありますので、4月下旬頃にベンレート水和剤を1，2回散布します。黒い斑点がついても食用にして問題はありません。
・収穫・利用法：5月半ばから、青梅を梅酒用に収穫します。梅干用には、梅雨の雨に当たった頃の、少し黄色く熟しかけた状態で収穫すると、柔らかな梅干になります。

お届けする苗は4～5号（直径12～15cm）ポット入りです。結実までの年数は3～4年です。樹高は、お届け時期により多少前後します。夏～秋のお届け時は葉に虫食い跡や斑点があったりなどきれいでない状態の場合がございます。また葉が丸まって垂れている状態の場合がございますが、生育には支障はございませんのでご了承ください。写真はイメージです。

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