ウインティーは小さな花がカスミソウのように可憐に咲く桜草の仲間です。花数が多く、多くの花穂をあげて、ふんわり咲きあふれます。開花時期が長く、玄関先などの半日陰となる場所で鉢花として飾るのに最適です。厳冬期にきれいに咲く、ガーデニングの貴重なアイテムとして大活躍!ほかの草花との寄せ植えにも利用できます。
ウインティーダブルライラックは透明感のある淡い紫色の八重。咲き進むと淡いピンクになり、幅広い色合いが楽しめる品種です。矢祭園芸さん育種品種です。
※八重咲きの発生状況は日当たり、栄養状況に変化します。
●ジャパンフラワーセレクション2010-2011 入賞
※ジャパンフラワーセレクションとは、2006年4月からスタートした日本における統一的なお花の新品種のコンテストです。花き業界を代表する方々が、公正な視点で専門的に優秀な品種を選びます。「切花部門」「鉢物部門」「花壇苗部門」から、季節ごとの審査会で入賞品種を選び、11月末には、「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」はじめ各賞を決定します。入賞品種は「JFS受賞マーク」が付与されます。このマークが付いている品種は優れた品種と推薦され、私たちが花や緑を購入する際によい品種を選ぶ目安となります。
おすすめポイント
・花数が多く、多くの花穂をあげて、ふんわり咲きあふれる!
・開花時期が長く、玄関先などの半日陰で楽しめる
・厳冬期のガーデニングアイテムとして大活躍
タイプ:サクラソウ科プリムラ属の耐寒性宿根草(日本では一年草扱い)
学名:Primula malacoides
草丈:30~40cm
株張り:20~30cm
花径:1~2cm
開花期:1~4月
摘芯:不要
切り戻し:不要
花がら摘み:必要(花茎ごと)
用途:鉢植え、プランター、ハンギング、花壇(植え込み株数目安3株/30cm丸鉢プランター)
日照:日なたでも明るめの日陰でもOK
水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えて下さい。(特に水切れに注意)
冬越し可:関東以西の温暖地域が基準(霜には当てないでください)
栽培方法:
半日陰と多湿を好みます。終日直射日光が当たる場所は避けて、半日陰くらいの環境に置きます。日照時間が少な目でも十分育ちます。乾燥に弱く過湿に強いので、庭に植える場合は乾燥しない場所に植えて下さい。冬場は多少の雪や霜にも耐えますが、敷き藁(ワラ)などのマルチング材を利用してで霜除けを行って下さい。鉢植えの場合は、軒下などに置いて管理します。温度の高い室内に置くと数日で花が痛んでしまうので気をつけてください。ウインティーは乾燥に弱いので、鉢植えで育てている場合は特に水枯れを起こさないよう、土が乾いていないかを日々確認をして、乾いていたら水が鉢底から流れ出るぐらいにたっぷりと与えてください。開花期が長いので定期的に液肥を与えます。長い間、花が咲き続けますので、液肥を薄めて1週間から10日に一度与えてください。直射日光に当て過ぎると花色が薄くなる可能性がありますので、半日陰で管理しまします。季節により害虫の種類が異なりますが、アブラムシなどの害虫がついた場合は市販の薬剤で駆除してください。まれに葉や花を素手で触るとかぶれる場合がございます。植え込みや手入れなどの際は、手袋をして直接触れないように気をつけて下さい。
冬季は地上部がなくなります。土中に根があり発芽準備をしていますので、水を切らさないように管理してください。写真は成長・開花時のイメージですが、お届けの際はまだ苗ですのでご了承ください。花色や花形、葉色は季節や生育環境により、異なる場合がございます。★時期によりまして花が咲いていない状態となります。
動画はこちら サントリーフラワーズ 育て方講座「ウインティーの植え方」 4分42秒