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最終更新日:2024/05/21
野菜(実もの):キュウリの育て方・栽培方法
キュウリ(Cucumber)
タイプ:ウリ科キュウリ属
原産地:インド、ヒマラヤ山脈
種類:イボ・四川・ミニキュウリ・半白・白・地ばいなど
栄養:カリウム・ビタミンC・ビタミンK
植え場所:地植え(菜園)・鉢植え(コンテナ栽培)
生育適温:18~28℃
日当たり:日なた
土壌酸度:弱酸性-中性(pH6~pH6.5)
連作:不可(2~3年あける)
株間:45cm-
地植え(菜園)
土作り
- 雑草やゴミを取り除く。
- 植えつけ2週間前までに1平方メートル当たり苦土石灰約100-150gを散布し土と混ぜ土壌酸度を調整する。
- 植えつけ1週間前までに1平方メートル当たり堆肥約2-4kgをまき、化成肥料(8-8-8)を約100-200gまき、ヨウリン60g土と混ぜる。
植え付け
晩霜の心配がなく、最低温度が18℃を上回るようになってから、植えつける。
- ポット苗、植え穴にたっぷりと潅水しておく。
- 株間45cm以上で植え付ける。
- 支柱を立てる。
肥料(追肥)
植え付け、2週間後ぐらいから、化成肥料を1平方メートル当たり30g株元に施す。その後、2週間後とに同量を施す。
苦土石灰(1平方メートル当たり):約100-150g
堆肥:約2-4kg
化成肥料(8-8-8):約100-200g
ヨウリン:約60g
※畑の様子をみて量は調整する。
酸度計
リン酸肥料
マルチフィルム
移植ごて(植え穴をあける)
ジョウロ(水をあげる)
結束紐(誘引などに使う)
収穫バサミ(収穫・整枝などに使う)
支柱
■鉢植え(コンテナ栽培)
- ミニサイズの品種を選ぶ
- 風が強くあたる場所を避ける
- 日当たりがよい場所を選ぶ
- 水・肥料切れに注意する
- 病害中に注意する
土作り
鉢植えの場合は、酸度調整済の元肥入り野菜培養土を使うと便利。
植え付け
10号(直径30cm)以上の大きいものに1株植え。
※深植えにならないように注意する。
土はウォータースペースを残し、8~9分目程度にする。
支柱を立てる
誘引・整枝を行う。
置き場
強い風が当たらない日当たりの良い場所。
水やり
土の表面が乾いたら、水を与える。
※夏は乾き具合によっては朝・夕・2回行う。
肥料(追肥)
2週間ごとに化成肥料を施すか、7~10日おきに液体肥料を施す。
スコップ(培養土を入れる)
移植ごて(植え穴をあける)
ジョウロ(水をあげる)
結束紐(誘引などに使う)
収穫バサミ(収穫・整枝などに使う)
支柱
鉢・コンテナ
培養土
- 苦土石灰:マグネシウムを含む石灰質肥料。土壌改良材としても使う。土の酸度調節、有機物の分解促進に効果がある。酸性に傾きながちな日本の土壌を、植物が育ちやすい中性から弱酸性にするために中和剤として用いることが多い。苦土とは酸化マグネシウムの通称。
- 化成肥料:化学的に合成、処理された無機質肥料で、チッ素、リン酸、カリを主成分とし2成分以上含まれたものをいう。粉状、粒状、固形、液剤がある。原料や製法により効果が早く現れる速効性と、ゆつくりと長く効く緩効性がある。
- 完熟牛ふん堆肥:牛ふんを発酵、乾燥させた土壌改良材。土をふかふかにし、水はけと水もちをよくして保肥力を高める。
- 溶リン:花つきと実つきをよくするリン酸肥料。