栽培ガイド

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レンゲローズ

ヨーロッパで育成された矮性のミニバラです。強健でとても栽培しやすい品種ですが、「雨に直接あてない」「肥料をきらさない」「愛情を持って毎日世話をする」ことに気をつけると長く楽しんでいただけます。

お届けの関係上、お水を最小限にしてありますので届いたらすぐに鉢底から水が流れ出るまでお水を与えてください。咲き終わった花や傷んだ葉があれば、取り除いてください。

★育て方のポイント
<置き場所>バラは日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。梅雨明けからは高温乾燥に注意しできるだけ涼しい場所に置き、夏場は強い日差しや雨の当たらない場所に置きましょう。(直接雨があたると病気の原因になります。)冬場はかなり耐寒性のある植物ですので特に冬越し対策は必要ありませんが、寒さが厳しくなりましたら、軒下などの日当たりの良い場所で管理しましょう。

<水やり>土の表面が乾いてきたら鉢底から水が溢れるくらいたっぷりと与えてください。天気の良い日の朝が最適です。

<肥料>3月から11月までは月に1回を目安に置き肥を鉢の縁に数ヶ所置きます。与えすぎないように気をつけましょう。

<お手入れ>ミニバラの剪定は冬(12月~2月)に行います。株元から5~7㎝くらいのところで切ります。全体の3分の2をカットすることにより、春には元気な新芽が出てきます。7月から8月にはあまり切りつめすぎないように注意しながら、風通しを考え内側の混み入った枝を軽く整理しましょう。また春・秋以外にも花が終われば随時花がらを取り、5枚葉の上でカットします。1~2ヶ月後には新芽が伸びた先に新しい蕾がつきます。風通しの悪い場所についている下葉は黄色くなってきますのでこまめに取り除いてください。

<植え替え>バラの花をひととおり楽しんだ後、さらに大きく育てたい時は、元の鉢よりやや大きめな鉢に12月から2月の間に植え替えます。根をあまり切らずに市販の培養土やバラ用の土を使いましょう。植え替え直後は肥料は与えず、半月ほどしてから与えましょう。また初夏に鉢いっぱいに根が張ってしまった場合は6月から9月に根を崩さないようにして大きめの鉢に植え替えます。
<病害虫対策>5月~10月の間は、アブラムシ・コナジラミ・ヨトウムシが発生しやすいので、予防も兼ねて月に1度市販の農薬で殺虫する事をお勧めします。ご使用の際は、薬剤に記載されている注意事項・使用方法をよく読んでから散布してください。