栽培ガイド

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2月の作業

まず、昨年の秋まき1年草の種で残っているものがあれば、2月にまきます。
ネモフィラ、ポーチドエッグフラワー、クリサンセマムなど。早くまけば、晩春から花を咲かせます。

また、宿根草の芽が動きはじめるので、その前に寒肥として、化成肥料を施します。
窒素、リン酸、カリが同分量のもので、目安は1株に10gくらい。根元にまいて軽く耕しておきましょう。

春に挿し木する花木の挿し穂をとり、貯蔵します。
これはちょっと本格的な方法ですが、この時期の枝は樹液濃度が濃いのでよく活着するのです。
アジサイ、こでまり、雪柳、レンギョウなどが適しています。
まず昨年よく伸びた枝をとり、芽の上3cmのところでカットします。根元は斜めにパッと切って長さ15cmくらいにします。これを束ねて輪ゴムで止め、涼しい土の中にまるごと埋めておくのです。
彼岸のころに取り出して、鹿沼土を入れたポットに挿します。「こんなの面倒…」と思われるかもしれませんが、成功率が高い方法ですから試してみてくださいね。