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最終更新日:2024/05/16
雪割草の栽培方法
雪割草の構造
クリスマスローズやフクジュソウなどと同じキンポウゲ科で、
花に見える部分が本当はガク片になります。
このガク片が花弁状になり様々な色あいや形を楽しみます。
通常の花弁はすぐに散ってしまいますが、こちらはガク片になりますので
長く開花状態をを楽しむことができます。
また、咲き進むにつれて徐々に緑がかってきたりと色の移り変わりも
楽しみの一つです。
用土
硬質の鹿沼土が適しています。
乾燥する場所では赤玉土を1割ほど混ぜて植えつけます。
鉢は排水・通気性の良いものが適します。
水やり
鹿沼土は排水性がよいので、乾いて表面が白っぽくなったらたっぷりと潅水してください。
水やりの際には、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるようにします。
こうすることにより、新しい空気(酸素)が入り、また老廃物などは流れ出ていきます。
毎日少量を与えることは避けましょう。
新芽が出る頃から花後に葉が固まる頃まで(3月中旬~6月中旬)は多めに水を与えます。
夏は夕方に鉢底から水が流れるまでたっぷり与え、温度を下げます。
植え替え時期
4月中旬~6月中旬頃(新葉が固まってきてから梅雨明け頃まで)
8月下旬~11月頃
植え替え頻度
2~3年に1回くらい
肥料
耐肥性が高く肥料により良く育つ品種ですが、無肥料でも花芽をつけるので、肥料は控えめにします。
月1回薄めの液肥を与え、年一度秋に緩効性肥料をひとつまみ施します。
真夏の施肥は肥料やけを起こすので与えません。
いまいち元気がない場合には、代わりに活力剤を与えていただくのがよいです。
管理場所
早春から開花後までは日向におき、5月から秋までは涼しく風通しの良い半日陰で管理します。
特に夏の直射日光に当てると葉やけを起こすので、遮光ネットなどで80~90%日差しをさえぎるようにします。
種から
4~5月に種をとりすぐにまくと翌年発芽します。3年目に本葉が出て4年目に開花します。
また、大株になったら初秋に株分けをしてふやすこともできます。