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10月のベリー類のお手入れ
1. 10月のベリー類
10月はクランベリーの収獲期です。
気温が下がるにつれ落葉樹であるベリー類は生育を停止します。
ツツジの仲間であるブルーベリーやクランベリーは、紅葉をし始め、それぞれが冬の準備に入ります。
2. 10月の管理
置き場:
よく日のあたるところへ。
水やり:
庭植えは乾燥しているときは定期的に水やりします。
鉢植えは鉢土の表面が乾いたらたっぷり。乾燥しないよう、株元のマルティングが飛ばないように気をつけて下さい。
施 肥:
いりません。
病害虫:
とくにありませんが、病虫害予防のために、株元の雑草を取り除き清潔を心がけましょう。
3. ブルーベリーの植え付け時期について
ブルーベリーもその他のベリー類も落葉樹なので、植え付けや植え替えは根や芽の成長が止まっている1、2月の休眠期に行うのが基本です。寒い地方では少し遅く3月に行います。
しかし温かい地方では、ブルーベリーでも収獲が遅く紅葉落葉も遅いラビットアイ系は、休眠に入らない10月のうちに植えつけておくと、春になってからの新梢の成長が早いようです。
今だとまだ葉が残った状態で秋苗が出ていますから、枝が太くて葉が大きいものを選んで、植えつけてみましょう。
植えつけるときの注意は、土壌を酸性にすること、品種の違う2種類以上を必ず一緒に、或いは周辺に植えることです。
なお、土壌の酸性化はピートモスを混ぜ込むことで行いますが、ラビットアイ系はハイブッシュ系にくらべ、酸性度は低くても大丈夫です。
4. ブルーベリーの仲間
ベリー類についてあまり書くことがない今月は、ブルーベリーの仲間が日本の山にもある、というお話をしましょう。
ブルーベリーは北米が原産のツツジ科コケモモ属の低木です。
山登りがお好きな方なら、コケモモ属という名を見ただけで、ああ、あの、と思い当たることでしょう。
コケモモの他に、ツルコケモモ、クロマメノキ、クロウスゴ、ウスノキなどが日本に自生しているブルーベリーの近縁種です。
ブルーベリーと同様、多くは実が甘酸っぱくて食用になります。
北半球の寒帯に生えるものが多く、樺太などではコケモモやクロマメノキ、クロウスゴなどを「フレップ」と呼んで親しみ、お酒を造ったりしています。
今度、中部以北の高山に登る機会があったら、足元を見てブルーベリーの仲間を探してみてください。山登りが2倍楽しくなること、請け合いです。夏の終わりから秋にかけては実も色づいていることでしょう。
・コケモモ
おなじみの高山植物。北半球の寒帯に広く分布しています。
10~30cmの常緑小低木で、亜高山~高山の日当たりの良いところに生えます。紅色を帯びた白のつりがね状のかわいい花が咲きます。赤い実は甘酸っぱく、ジャムやようかん、塩漬けにしたり、お酒を作ったりします。
・ツルコケモモ
やはり高山植物ですが、湿原にミズゴケなどと一緒に生えます。
常緑小低木。花の色は淡紅色で、コケモモ同様食用になります。
・クロマメノキ
これも高山植物で、10cmにも満たない小さいものから1mくらいの大きさになる落葉低木。名前にあるように実は紫黒色。
花は少し紅色を帯びた白で壺状。軽井沢ではアサマブドウと呼んでジャムを作るなど食用にします。
・クロウスゴ
同じく、高山植物で30~100cmの落葉低木。花は白い壺状、実は紫黒色で表面に白い粉をふき、食べられます。実の形が名前にあるように、ウスのように真ん中が凹んでいています。
ブルーベリーに実の色も形もよく似ています。
10月はクランベリーの収獲期です。
気温が下がるにつれ落葉樹であるベリー類は生育を停止します。
ツツジの仲間であるブルーベリーやクランベリーは、紅葉をし始め、それぞれが冬の準備に入ります。
2. 10月の管理
置き場:
よく日のあたるところへ。
水やり:
庭植えは乾燥しているときは定期的に水やりします。
鉢植えは鉢土の表面が乾いたらたっぷり。乾燥しないよう、株元のマルティングが飛ばないように気をつけて下さい。
施 肥:
いりません。
病害虫:
とくにありませんが、病虫害予防のために、株元の雑草を取り除き清潔を心がけましょう。
3. ブルーベリーの植え付け時期について
ブルーベリーもその他のベリー類も落葉樹なので、植え付けや植え替えは根や芽の成長が止まっている1、2月の休眠期に行うのが基本です。寒い地方では少し遅く3月に行います。
しかし温かい地方では、ブルーベリーでも収獲が遅く紅葉落葉も遅いラビットアイ系は、休眠に入らない10月のうちに植えつけておくと、春になってからの新梢の成長が早いようです。
今だとまだ葉が残った状態で秋苗が出ていますから、枝が太くて葉が大きいものを選んで、植えつけてみましょう。
植えつけるときの注意は、土壌を酸性にすること、品種の違う2種類以上を必ず一緒に、或いは周辺に植えることです。
なお、土壌の酸性化はピートモスを混ぜ込むことで行いますが、ラビットアイ系はハイブッシュ系にくらべ、酸性度は低くても大丈夫です。
4. ブルーベリーの仲間
ベリー類についてあまり書くことがない今月は、ブルーベリーの仲間が日本の山にもある、というお話をしましょう。
ブルーベリーは北米が原産のツツジ科コケモモ属の低木です。
山登りがお好きな方なら、コケモモ属という名を見ただけで、ああ、あの、と思い当たることでしょう。
コケモモの他に、ツルコケモモ、クロマメノキ、クロウスゴ、ウスノキなどが日本に自生しているブルーベリーの近縁種です。
ブルーベリーと同様、多くは実が甘酸っぱくて食用になります。
北半球の寒帯に生えるものが多く、樺太などではコケモモやクロマメノキ、クロウスゴなどを「フレップ」と呼んで親しみ、お酒を造ったりしています。
今度、中部以北の高山に登る機会があったら、足元を見てブルーベリーの仲間を探してみてください。山登りが2倍楽しくなること、請け合いです。夏の終わりから秋にかけては実も色づいていることでしょう。
・コケモモ
おなじみの高山植物。北半球の寒帯に広く分布しています。
10~30cmの常緑小低木で、亜高山~高山の日当たりの良いところに生えます。紅色を帯びた白のつりがね状のかわいい花が咲きます。赤い実は甘酸っぱく、ジャムやようかん、塩漬けにしたり、お酒を作ったりします。
・ツルコケモモ
やはり高山植物ですが、湿原にミズゴケなどと一緒に生えます。
常緑小低木。花の色は淡紅色で、コケモモ同様食用になります。
・クロマメノキ
これも高山植物で、10cmにも満たない小さいものから1mくらいの大きさになる落葉低木。名前にあるように実は紫黒色。
花は少し紅色を帯びた白で壺状。軽井沢ではアサマブドウと呼んでジャムを作るなど食用にします。
・クロウスゴ
同じく、高山植物で30~100cmの落葉低木。花は白い壺状、実は紫黒色で表面に白い粉をふき、食べられます。実の形が名前にあるように、ウスのように真ん中が凹んでいています。
ブルーベリーに実の色も形もよく似ています。