栽培ガイド

トウガラシのリース

真っ赤な乾燥トウガラシでリースを使ってみましょう。
針に糸を通したものや針金でトウガラシの付け根を順に挿し、円形にしてリースを作ります。
そのままでも、リボンをつけて少し飾ってもかわいいです。
キッチンの壁にかけておけば、お料理に使うときには1本ずつ引っ張って外せるので便利です。
ベイリーフと組み合わせてもきれいですよ。

トウガラシもベイ(月桂樹)も、丈夫で育てやすいハーブです。
トウガラシは春に種をまき、育て方はピーマンやシシトウと同じです。実が真っ赤に熟すまでそのままにしておいて、根元を刈り取って逆さに吊るして乾燥させます。1本で数十~100本のトウガラシが収穫できます。最近は和食に使うタカノツメだけでなく、世界のトウガラシが人気。その種も入手しやすくなりました。マイルドで甘味もある、キムチや韓国料理には欠かせない韓国トウガラシ、ハラペーニョなどの南米トウガラシは種類も豊富で、色や形もさまざま。いろいろ試すのも楽しいですよ。

月桂樹は庭木や鉢植えとしても美しく、刈り込みをしてスタンダード仕立てなどにすることもできます。12月の作業で書いた、カイガラムシの防除だけは必要ですが、あとは手間要らずでそだてられますから、こちらも育ててみてくださいね。