マーガレット：風恋香（ふうれんか）5号鉢植え

風恋香（ふうれんか）は静岡県産の香りのマーガレットです。サンデーリップルとハナワギクの交配種で、ラベンダーがもつ芳香成分を花に含み、香りがよい品種です。花色は最初は淡いピンクで、開花が進むにつれ純白になっていきます。花が大きく、無花粉で開花期間が長く、ブーケや押し花などさまざまな楽しみ方ができます。丈夫で育てやすい品種で、花持ちもよく、香り以外の面でもとても優れた品種です。
開花し始めのときに最もよく香ります。ラベンダーとは別の甘い香り。切花にしてお部屋に置けば部屋中に香りが漂います。夜は花弁を少し傾け、朝になると元に戻り、表情の変化を楽しむことができます。
（嗅覚には個人差があり、香りを感じない場合があります。また湿度や温度が低いときは感じにくいので、鉢をゆすってみるか、花びらを指で軽くこすってみてください）

タイプ：キク科アルギランテマム属の常緑多年草
草丈：30～50cm
開花期：晩秋～春（真冬は花を休みます）
用途：鉢植え、花壇
日照：日なた

栽培方法：
日当たりのよい場所に置きます。無霜地域では路地で越冬は可能ですが、冬は室内が望ましいです。 鉢土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。受け皿の溜まった水は捨ててください。7月～9月以外はハイポネックス液肥を週１度与えてください。咲き終わった花をこまめに摘み取れば、7月ぐらいまで咲き続けます。9月中旬頃株元から15cm～20cm残して刈り込んでください。11月以降は室内の窓辺に置いて管理すれば、再び翌年開花します。

※ジャパンフラワーセレクションは、日本のお花の新品種のコンテストです。季節ごとの審査会で入賞品種を選び、11月末には、「フラワー・オブ・ザ・イヤー（最優秀賞）」はじめ各賞を決定します。入賞品種は「JFS受賞マーク」が付与され、優れた品種として私たちが花や緑を購入する際によい品種を選ぶ目安となります。

5号（直径約15cm）鉢植えです。写真は成長・開花時のイメージです。冬は花が少ない状態ですが、春が近づくにつれ花が増えていきます。